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SBIホールディングス(株)【8473】の掲示板 2016/05/27〜2016/07/09

>>617

5月と6月の日経記事の対比、笑いの「振り」と「オチ」が絶妙で失笑してしまいました。

この日経記事は私も読んでいましたが、「前月比」売買代金の17%減にどんな意味があるのかと深読みすることで、SBIのストラテジストたる凄さを感じます。

4月は配当権利落ち後の動向を注視しながらの手仕舞いや、買い増しなど売買の理由があります。

逆に5月は前半は最大9連休のGW、中半から後半にかけては決算発表ラッシュがあり買い向かう月ではありません。

同記事には売買代金の下落率は2015年の9月以降最大とありますが、9月もシルバーウィークで株のことは忘れておきたいものです。

ではなぜSBIは「前年同月比」ではなく「前月比」の数字を日本経済新聞にわざわざ知らせたのか?(日本経済新聞は毎日読んでいますが、前月比の数字をどうのこうの言う記事は保有銘柄以外は読み飛ばしているせいか、このSBIの記事しか印象に残っていません。)

一つの可能性は前年同月比ではもっと悪化しているから。連休直前に日銀の逆サプライズが個人投資家を叩きのめしました。前年との違いではサミット前の手控えもありました。

そしてもう一つの可能性は逆サプライズのための「振り」。事前に空売りをセットしてから金融株の業績悪化の方向付けを日経から投下。自らは株価高騰の材料をカードに持ちながら空売りの買い戻しと、急騰材料投下の絶好の好機を待つ。

今後の日銀のポジティブサプライズ、英国のEU離脱回避確認後に隠し球をヒョイッと出してくるかもしれません。

隠し球なんていくらでも妄想できます。バブル的に急騰していた新興株にリスクヘッジ目的の空売りを仕掛けていたとか。

リーマンショックを生き抜いた金融屋であれば株価の急騰局面、急落局面、両方の立ち振る舞いを心得ているでしょう。

ゴールドマンサックスがリーマンショック時に空売りして数百億ドル稼いだのは事実(ゴールドマンサックスがリーマンショックの引き金を引いたとも。。)。株価を下げたり上げたりするのが大口のやり口であることには異論がないと思います。

さて、SBIでの売買代金大幅減少の記事は、今後の上方修正サプライズを狙うための「振り」なのでしょうか、それともやっぱり満足げにナンバーワンを語られた北尾氏に対する「オチ」なのでしょうか。

少なくとも、私の保有するSBI株の株価はオチだけです。

8000円台からのロングホルダーより。