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フューチャーベンチャーキャピタル(株)【8462】の掲示板 2020/01/30〜2020/02/19

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JOKER 強く買いたい 2020年2月11日 13:54

本日の日経新聞より。

一人乗り自動運転車両「ロボカーウォーク」を先行するかたちで法人向けにレンタルする

自動運転技術の開発を手がけるZMP(東京・文京、谷口恒社長)が、人を乗せた自動運転分野で二正面作戦を展開している。タクシーは実証実験を進めつつ、法整備の遅れなどから実用化はなお時間がかかるとみる。一方、日常生活の近距離移動の担い手として、電動の一人乗り自動運転車両を法人向けレンタルで近く投入する。

「今年はインバウンド対応を想定して空港リムジンバスと連携し、ロボカーウォークで『ラストワンマイル』の移動もサポートする」。1月20日、自動運転タクシーなどを乗り継ぐ「MaaS」の実証実験で、ZMPの谷口社長はこう述べた。

実験には、ZMPのほか日の丸交通(東京・文京)や東京空港交通、三菱地所などが参加。成田・羽田空港と東京シティエアターミナル(東京・中央)を行き来するリムジンバス、同ターミナルと丸の内パークビル(同・千代田)を結ぶ自動運転タクシー、丸の内エリアを走るZMPが開発した電動自動運転車両「ロボカーウォーク」を乗り継ぐ。

ZMPと日の丸は2018年夏、東京・大手町―六本木で客を乗せた自動運転タクシーが公道を営業走行する実証実験を行った。2回目となる今回は複数のモビリティーが相乗りするモデルに進化した。

乗客はスマートフォンのアプリであらかじめ目的地を登録し、当日は車両などに付いたQRコードを読み込めば、運転手に説明したり操作したりすることなく移動できる。「ワンストップで(複数の乗り物を)利用できる」(谷口社長)

タクシーの運転はシステムが全て手がけるが、緊急時などでは運転席に乗っているドライバーが介入する。一方、ロボカーウォークにはハンドルやアクセル、ブレーキがなく、運転は完全にシステムに任せる。

谷口社長は「タクシーは完全無人運転が実現しないとタクシー会社としてコスト面でメリットが少なく、商用化は難しい。法整備を含めて実現のハードルは高い」と話す。 一方、ZMPが開発したロボカーウォークはすでに量産に入っており、5月にも出荷を始め、法人向けに月10万円でレンタルする予定だ。谷口社長は「高齢者などが気軽に乗れる移動手段として需要は大きい」とみる。

「シニアカー」として基本は歩道を走るため運転免許を必要とせず、自動運転を巡る規制の対象にならない。ただ、最大速度は6キロメートルに抑え、あくまで近所の買い物や病院などへの移動に限られる。

ZMPは高齢化や運転手不足といった社会情勢、規制など様々な要素を踏まえながら、事業化への戦略を練る。

(企業報道部 小泉裕之)

期待、してしまうんですよね。