ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

スルガ銀行(株)【8358】の掲示板 2018/08/25〜2018/08/26

《第3弾》
 つまり、金曜の564円という株価は「織り込み済み」ではない。仮に自己資本500億円に減少する場合、そして会社解散価値をそれと同額と仮定すれば(ここは、今までの決算ではあてにならないので、ズルガ銀行が「正確な数値」を発表せねばならない)215円なら妥当だろうが、債務超過となると2ケタ以下でないと買い方も取引したくないはずだ。(3ケタで買って「上がる自信がある」という人はいるかい?)
 まして、債務超過のため、一般企業でいう倒産(会社更生法申請)ということになると株は紙屑だし、「すり身」「切り身」(←意味が分からない人は、一休さんとMadさんの今までの投稿を片っ端から読んでほしい)の場合も100%減資は大前提だから、やはり理論株価は0円である。
 また、来る2Q(半期決算)を発表できないなど(大いにありうる、と私は思うが)、他の理由による上場廃止の場合も同じ数値で会社の価値を推測することになろうから(むろん上場廃止には、TOBによる場合などさまざまあるが、こんなインチキ銀行を誰が買うものか、ありえない)、やはり100円未満でないとおかしいだろう。…初心者のために、念のため書くと、上場廃止でも株主の権利は有効で「紙きれ」ではない。ただ、売りたいときに買い手を見つけるのが大変なだけだ。なにしろ、証券会社は通常、このテの株を扱わないから。

 次に、出来高と大口機関について。
 ストップ安の日から金曜まで約9000万株の出来高があった。大量保有報告書はまだ変更報告がないが、仮に、プラチナム・ブラックロック・ベイリーという大口保有3大ファンドが、4000万株を全部売ったとしよう。あと5000万株は、750円以上の信用買いの投げ(実は新規信用買いもあるが)、既存の小口ホルダーの投げ、JPX400とMSCIからの除外分であろう(新規の空売りもあるが、買い戻しもあるし、信用買いの増加もあり、貸借倍率は1.7倍に達したので、便宜的に省く)。
 逆に、空売り側の大口機関5つの動向は? 単純計算で計888万6000株余りだ。もし全部買い戻していたとしても、投げ売り側に比べれば大したことはない。要は、買い方はほとんどが日経報道で群がったイナゴであり、リバウンド狙い・チャートとテクニカル指標が頼りの短期筋である。
(以下、第4弾に続く。ただし午前4時で新規スレッドに移行する。)