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(株)三菱UFJフィナンシャル・グループ【8306】の掲示板 2024/05/11〜2024/05/14

どなたかが挙げていたかも知れないが、挙げておく。

●3メガバンクの純利益3兆円、発足後で最高 24年3月期
2024年5月11日 19:00 [会員限定記事]

3メガバンクの2024年3月期連結決算は、合計の純利益が前の期比約2割増の3兆円程度となったもようだ。05年度に現在の3メガバンク体制が発足して以降の最高益を更新した。
貸出金利から預金などの調達金利を引いた利ざやが海外で拡大したのが主因だ。底堅い国内経済を受け、企業の資金需要が旺盛だったことも追い風になった。

各社は15日午後に24年3月期決算を公表する。三菱UFJフィナンシャル・グループ(FG)、三井住友FGみずほFGが通期予想として公表していた純利益の合計は2兆8600億円で、想定よりも収益が上振れした。

前の期と比べた増益率は約2割とみられ、23年3月期の5%増と比べても大きい。これまでの最高益は14年3月期の約2兆5000億円だった。3メガバンクは長引く低金利による収益悪化を受け、店舗網の再編や企業向け融資の採算改善を進めてきた。最終増益は21年3月期から4期連続となる。

米金利の上昇による海外事業の利ざや改善が業績を押し上げた。米連邦準備理事会(FRB)の利上げ局面で預貸利ざやが拡大し、融資業務を中心に金利収入が伸びた。想定の為替レートを上回る円安で円換算した外貨建ての収益も膨らんだ。「正味の実力以上に強い利益が出ている」(大手行幹部)面もある。

堅調な業績を背景に、国内企業の資金需要は底堅く推移する。業務の効率化や脱炭素に向けた設備投資が活発だったほか、M&A(合併・買収)に伴う資金需要も旺盛だった。英LSEGによると、23年の日本でのM&Aは金額ベースで前年比47%増の約23兆円と5年ぶりの高水準だった。一方で、貸出金の焦げ付きに備える貸倒引当金はなお低い水準を保つ。

3月には日銀がマイナス金利政策を解除した。国内の貸出金利の上昇が銀行の業績に反映されるのは25年3月期以降となる。年内の追加利上げもくすぶっており、金利上昇が本格化してくればメガバンクの収益性は一段の追い風を受けることになる。