伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 2020/03/20〜2020/04/24
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>>16
財務省の武藤さんの金融版のようなキャリアですね。
ところでstockboyさんは、ADR2136円をどう見ますか? -
>>16
Stockboyさん
CITICについては、中長期的にはかなり危機的な状況にあると
推察されます。(破綻はないとは思いますが)
その理由としては、
(1)約30兆円以上とされる運用資産のうち、多くの資産が
「一帯一路」の参加国への貸付金や投資となっており、
(パキスタン・イラン・ギリシャ・べネズエラ・アルゼンチン・
アンゴラなどアフリカ諸国など)最大の問題点は、今回のコロナ
騒ぎを契機として、通貨ではドルが強含み(新興国通貨が弱含み)
、また、何より原油相場が大きく下がったことで、双方の要因から
新興国の中国に対する返済能力が大きく毀損され、CITICの財務に
多大な影響を与えているものと推察されます。
(2)CITICグループ企業の1社である「中信国安」が昨年4月、
9月、12月と連続してデフォルトを発生させている
ようです(中期債・永久債利払い)。
グループ企業とはいえ、デフォルトを発生させることは
グループ信用を毀損させることにつながると思いますが、
救済する余裕が無かったという事情なのではないでしょうか?
(3)CITICグループ企業としては、他にも「CITIC証券」
「中信銀行」など不良債権の内包が懸念される
企業群も多いと思われます。
以上から、CITICの今回の経営者交代はポジティブな要因ではなく
ネガティブな要因であると推察します。
伊藤忠としては一刻も早くCITICとの協業を解消し、CITIC株式を
市場で売り払い、中国ビジネスから撤退して欲しい。
Stockboy 2020年3月21日 11:00
>>14
CITIC 後任の朱氏との関係づくりが 岡藤さんにとっての一仕事になりそうですね
北京=多部田俊輔】中国の国有複合企業大手、中国中信集団(CITIC)は20日、経営トップの常振明氏(63)の退任を発表した。知日派として知られる常氏は中国の金融業界だけでなく、政財界に幅広い人脈を持ち、伊藤忠商事など日本企業と中国企業の提携にも多く関わった。後任には中国人民銀行(中央銀行)の朱鶴新・副総裁 朱氏は1968年生まれ。国有の交通銀行でキャリアを積み、同行や中国銀行で副頭取、四川省の副省長を務めた後、2018年から中国人民銀行の副総裁を務めていた。