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伊藤忠商事(株)【8001】の掲示板 〜2015/04/28

◆2013/05/20 日経産業新聞 20ページ

伊藤忠商事と石森プロは17日、インドネシアで子ども向け特撮ヒーロー番組を制作・放映すると発表した。「仮面ライダーシリーズ」で知られる石森プロが原作やキャラクターを提供する一方、撮影や俳優の起用はインドネシア側が担当。現地仕様のヒーローを登場させて子どもたちをとりこにする「クールジャパン」の新境地を開く。

伊藤忠と石森プロがインドネシア最大手の民間放送会社RCTIと組んで放映する番組「ビーマ・サトリア・ガルーダ」。6月末から毎週日曜日に30分番組として放映。制作現場では「誇り高いヒーローとして、子どもが尊敬のまなざしを持てるようにしたい」と、5月下旬の撮影開始に向け熱気に包まれている。

昨年12月に放映が始まったインド版「巨人の星」も、野球をインドで人気のスポーツ「クリケット」に置き換えた作品で人気を博している。ビーマの原作は石森プロが手掛けるが、撮影や出演者の役柄、インドネシア人で固める俳優の起用など制作はRCTIが主導するのが特徴だ。

日本のアニメや漫画などは海外の若者の人気を集めるが、そのほとんどは翻訳版が放映されるだけ。インドネシアでも「仮面ライダーブラック」が1991年から放映されていたが、同国オリジナルのキャラクターが登場することはなかった。

インドネシアではテレビを通じた大衆娯楽文化が都市部の中間層に広がっており、“国産ヒーロー”の待望論が台頭。石森プロも日本発の現地に根ざした特撮ヒーローづくりに向け腰を上げた。

インドネシア人が好む赤と銀を基調としたビーマのかぶり物は、同国の国営航空会社のシンボルにもなっている聖なる鳥ガルーダがモチーフ。主人公と幼なじみがバイク修理店の経営者という設定もバイク大国であることを踏まえた。

伊藤忠商事は「石森プロの世界観を残しながら、最大限ローカライズすることで子どもたちを夢中にできるはず」と自信を示す。

伊藤忠はバンダイと組み、放映開始に合わせ変身グッズや人形など関連商品も売り出す。仮面ライダーに熱狂した世代が親になることもあって、2015年には50億円の売り上げを目指す。

日本のコンテンツ市場は約12兆円とここ10年間はほぼ横ばいの状態が続いている。少子化で大幅な市場拡大が見込めないため、伊藤忠や石森プロは今後もアジア地域で現地のニーズに根ざしたコンテンツ開発に力を入れていく考えだ。

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  • >>27131

    日経速報ニュースが14:00に配信したが、このニュースの株価への反応は全くなかった。
    しかし、日経新聞の夕刊の1面に掲載されている。
    明日の株価への影響はあるのだろうか?

    ◆2013/05/20 日本経済新聞 夕刊 1ページ
    伊藤忠、トルコに製油所、欧韓勢と共同、3500億円で建設受注

    伊藤忠商事を含む日欧韓の企業連合は、トルコ西部イズミルの同国最大級となる製油所の建設をアゼルバイジャン国営石油会社(SOCAR)から受注した。受注総額は約3500億円。伊藤忠は日本のプラントメーカーからの設備の調達を担当する。国際協力銀行(JBIC)がSOCAR側の資金調達を支援する。

    伊藤忠などは20日、設計・調達・建設の受注契約に調印する。
    企業連合にはエンジニアリング会社でスペインのテクニカス・レウニダス、イタリアのサイペム、韓国のGSエンジニアリングが参加し、この3社が設計と建設を担当する。伊藤忠の受注分は350億円程度。

    今秋に着工し、2017年に稼働する予定。製油所はSOCARが保有、運営する。原油精製能力は日量21万4000バレル。稼働すればトルコの原油精製能力は3割以上増える。

    建設予定地の一帯はトルコ有数の化学コンビナートとする予定。製油所で生産するナフサの大半は隣接するSOCAR傘下でトルコの石化大手ペトキムの石化プラントに供給し、ペトキムはポリプロピレンやポリエチレンなどの樹脂を生産する。トルコは経済成長で石油製品や樹脂製品の需要が増加している。

    伊藤忠はアゼル沖からカスピ海産の原油をトルコ経由で海外に輸出するパイプライン事業に出資しており、SOCARとの関係が深い。イズミルの製油所ではカスピ海産や中東産の原油を精製する見通しだ。

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