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(株)重松製作所【7980】の掲示板 〜2015/04/28

<鳥インフル>4歳児、父から感染か 「家庭内」疑い3例目
毎日新聞 4月29日(月)20時44分配信  抜粋
 【上海・隅俊之】中国山東省の衛生当局は28日夜、同省で鳥インフルエンザウイルス(H7N9型)の感染が初めて確認された棗荘(そうそう)市の男性(36)の息子(4)も感染を確認したと発表した。家族内で複数の感染者が確認されたのは上海市の2例に続き3例目。世界で初めてヒトへの感染が上海市で確認されてから30日で1カ月。衛生当局は感染経路を調べているが、「現段階ではヒトからヒトへの感染を示す証拠はない」と強調している。

 上海市で29日、感染者1人が死亡し、中国本土での感染者は2市8省で計126人、うち死者は24人となった。ほかに台湾で1人の感染が確認されている。

 山東省の衛生当局によると、男児は27日に発熱症状が出た。病状は安定している。父親は14日ごろに発熱やせきの症状が出て、23日に感染が確認され、重体となっている。

 家族内で複数の感染者が出たケースについて、中国疾病対策センターは「限定的なヒトからヒトへの感染」の可能性があることは認めている。ただ、現状では感染者が数百、数千人単位で増えているわけではなく、パンデミック(大流行)につながる予兆はない。一方で、同センターなどの専門家を率いる李蘭娟(り・らんえん)氏は26日、「変異が起きてヒトからヒトへの感染を容易にする可能性がある」との見方を示し、ウイルスの遺伝子の変異によって感染が拡大することに警戒感を示した。

 新華社通信によると、広東省東莞(とうかん)市の市場で27日、H7N9型に感染した疑いのあるニワトリが見つかり、市当局は市場で売られていた約10万羽の鳥類を殺処分した。広東省の衛生当局は、省内では感染者は見つかっていないとしている。