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(株)スリー・ディー・マトリックス【7777】の掲示板 〜2015/04/28

「TDM-621」はMITにより開発された止血材である。

MIT(米国マサチューセッツ工科大学)は
マサチューセッツ州ケンブリッジ市に本部を置く私立大学。現在までにノーベル賞受賞者を多数輩出(2010年まで77名)し、ハーバード大学、コロンビア大学、ケンブリッジ大学と並ぶ全米屈指のエリート名門校の1つである。
シリコンバレーの会社の約4分の1はMIT出身者で占められているといわれる。

止血材「TDM-621」は、1992年に米国マサチューセッツ工科大学(MIT)のShuguang Zhang博士によって発明されたアミノ酸を用いた自己組織化ペプチドハイドロゲルの派生製品であり、非感染性で安全性が高く、生体適合性、生体分解性に優れた新素材の止血材である。透明液状でシリンジ注入が可能であり、生理的条件下や血液・体液に接触することで瞬時にナノファイバーを形成し、ゲル化される。手術時において血さつ不可能な出血部位の微小血管内で、フィブリンやトロンビンなどの凝固因子に頼らず瞬時に物理的血管内塞栓し止血作用を行う。生体分解性に優れ、止血後速やかに生体に吸収されて肝臓により抱合・分解され体外に排出される。これらの優れた特徴は、他の多くの止血材とは一線を画す。

世界中で年間最も手術件数が多いのは米国であり、日本の約10倍以上と言われている。
当然、手術の際の止血効果と安全性への要求は高く、感染性が無く、安全で使い易く透明で術野の視界を遮らず、瞬時に止血される止血材としてMITにより開発された製品である。
開発に伴う臨床研究・臨床試験は主に世界最高の医療水準を誇るハーバード大学病院などで行われている。

間近に迫った1000億市場と言われるCE取得による欧州マーケットでの販売企業との締結契約、そして米国IDE承認,日本PMDA承認。

今会計年度、3DMは変貌することは明らかだろう。
優れた製品は必ず市場に投入されてくる。
その始まりが刻々と近づいている。