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岡本硝子(株)【7746】の掲示板 2015/09/19〜2016/01/29

関連として、載ってます。

車のミラーがなくなる日は来るのだろうか。自動車向け「電子ミラー」に関心が集まっている。サイドカメラやバックカメラを利用して車内からの死角をなくそうというものだ。昨年11月に国連の自動車基準調和世界フォーラムがミラーのカメラ代替使用を認めたことを受け、国土交通省は6月にも道路運送車両法の保安基準を改正し、「ミラーレス車」が公道を走れるようにする方針。

 ギアチェンジでカーナビのモニターが後方の映像に切り替わり、駐車の際のバック運転などをサポートする機能を備えた車も多いが、電子ミラーは常に車のサイドや後方などを鏡のように映す。サイドミラーやバックミラーで十分だと考える人も多いだろうが、例えば荷台などで後方が死角になるトラックでも、電子ミラーであれば真後ろを確認することができるようになる。サイドミラーがなくなることで空気抵抗を抑えられ、燃費の改善効果も期待できる。

 自動車向けの「電子ミラー」ではデンソー<6902>との提携で関心を集めるモルフォ<3653>のほか、萩原電気<7467>では広角となる魚眼レンズを用いる。魚眼レンズで撮影された映像はゆがんでしまうが、萩原電気ではゆがんだ映像を変換する技術を持ち、後方や側方など4視点の映像に処理する。ザインエレクトロニクス<6769>、JVCケンウッド(JVCKW)<6632>なども電子ミラー関連銘柄として挙げられる。

 車載の電子化となれば液晶ディスプレーを利用して情報をデジタル表示するヘッドアップディスプレー(HUD)も深くかかわってくる。JVCケンウッドやザインもこの分野で開発を急ぐ。電子コックピットを開発する富士通<6702>、AR(仮想現実)HUDを開発するパイオニア<6773>、HUD用のレンズを量産化する岡本硝子<7746>なども関連銘柄。