投稿一覧に戻る (株)良品計画【7453】の掲示板 2021/05/12〜2021/05/25 1046 すろがみ 2021年5月25日 15:58 特にニュースらしきものはありませんので、握力が高まればと思い投稿します。 ↓ 良品計画はなぜ、赤字38億円からV字回復できたのか? ポイントは「負けた構造から勝つ構造をつくった」ことだった JBpress/2021.5.25 良品計画がV字回復できた「5つの改革」 松井氏により語られた“仕組みづくり”に関する5つのポイントはこうだ。 ●企業体質の改革 良品計画はセゾングループに属している。セゾンの特徴は「文化と感性、個店経営、背中を見て育つ(経験主義)、売価還元法、企画中心、個人主義」であるのに対し、良品計画は独自の取り組みから「科学的、チェーンオペレーション、見える化・マニュアル化、個別原価法、実行、組織主義」を推進。 “セゾンの常識は良品計画の非常識”で立ち向かった。 ●ブランドの進化 従来の無印良品のキャッチコピー「わけあって安い」からの進化を図った。新たに動き出した同社コンセプトでは「World MUJI」「Found MUJI」等を追加した。“これがいい”ではなく“これでいい”。大学1年生向けの一人暮らし用の小さな冷蔵庫やシングルベッドには大きな需要があったが、彼らが成長して結婚し家族を持つようになると、競合の店舗に行くようになっていったため、商品開発においてもハイクオリティ・ベーシック、リーズナブルプライスなブランドへと特化させた。 ●販売の進化 新店オープンでの失敗を生まないように、出店基準・改装基準を設け、点数化により評価を行った。同社の基準は25の因子から成り立っており、S〜Dまでの総合評価で出店判断を行っている。たとえその物件にほれ込んでも、D評価だった所には絶対に出店しない。2004年からこの評価制度を導入し、決定的に成功率が変わっていった。 ●業務標準化のために店舗業務マニュアルを導入 「MUJI GRAM」と呼ばれる店舗業務マニュアルを導入。定期的に改訂するようになった。店舗には『売り場に立つ前に』『レジ業務・経理』『店内業務』『配送・自転車』『売り場づくり』『商品管理』『後方業務』『労務管理』『危機管理』『出店準備』『店舗マネジメント』『ファイリング』『販売スタッフTS』といった業務種類・項目ごとにマニュアルが整備され、総ページは2000ページに及ぶ。マニュアルは改善提案制度をもとに定期更新され、店舗業務も日々アップデートされる。本部においても業務基準書により、四半期ごとに確認作業と最新業務を見える化・共有化した。 ●風土づくり(決まったことを決まった通りきちんとやる) さまざまな仕組みをつくったが、最後はこの仕組みを回していく社員の考え方が最も大事になる。そこで社風をつくり替えていった。具体的にはあいさつの徹底、定時退勤(残業のない会社へ)、ワークスタイル変革などに着手し、それぞれの項目を月間強化テーマに設定。特に朝のあいさつには注力しており、トップから率先してやることにより、風土化を実現した。 講演の最後を松井氏はこうまとめた。 「社風をつくるということは、現場でしかできません。難しいことをやるのではなく、繰り返してやる。一度始めたらやめない。できるようになったら、それが会社の価値になる。そこまで達すれば簡単には崩れません。コロナ禍で、多くの企業が改革を考えていると思います。『徹底し続ける』ということを大事にしていただきたいです」 そう思う31 そう思わない12 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
特にニュースらしきものはありませんので、握力が高まればと思い投稿します。
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良品計画はなぜ、赤字38億円からV字回復できたのか?
ポイントは「負けた構造から勝つ構造をつくった」ことだった
JBpress/2021.5.25
良品計画がV字回復できた「5つの改革」
松井氏により語られた“仕組みづくり”に関する5つのポイントはこうだ。
●企業体質の改革
良品計画はセゾングループに属している。セゾンの特徴は「文化と感性、個店経営、背中を見て育つ(経験主義)、売価還元法、企画中心、個人主義」であるのに対し、良品計画は独自の取り組みから「科学的、チェーンオペレーション、見える化・マニュアル化、個別原価法、実行、組織主義」を推進。 “セゾンの常識は良品計画の非常識”で立ち向かった。
●ブランドの進化
従来の無印良品のキャッチコピー「わけあって安い」からの進化を図った。新たに動き出した同社コンセプトでは「World MUJI」「Found MUJI」等を追加した。“これがいい”ではなく“これでいい”。大学1年生向けの一人暮らし用の小さな冷蔵庫やシングルベッドには大きな需要があったが、彼らが成長して結婚し家族を持つようになると、競合の店舗に行くようになっていったため、商品開発においてもハイクオリティ・ベーシック、リーズナブルプライスなブランドへと特化させた。
●販売の進化
新店オープンでの失敗を生まないように、出店基準・改装基準を設け、点数化により評価を行った。同社の基準は25の因子から成り立っており、S〜Dまでの総合評価で出店判断を行っている。たとえその物件にほれ込んでも、D評価だった所には絶対に出店しない。2004年からこの評価制度を導入し、決定的に成功率が変わっていった。
●業務標準化のために店舗業務マニュアルを導入
「MUJI GRAM」と呼ばれる店舗業務マニュアルを導入。定期的に改訂するようになった。店舗には『売り場に立つ前に』『レジ業務・経理』『店内業務』『配送・自転車』『売り場づくり』『商品管理』『後方業務』『労務管理』『危機管理』『出店準備』『店舗マネジメント』『ファイリング』『販売スタッフTS』といった業務種類・項目ごとにマニュアルが整備され、総ページは2000ページに及ぶ。マニュアルは改善提案制度をもとに定期更新され、店舗業務も日々アップデートされる。本部においても業務基準書により、四半期ごとに確認作業と最新業務を見える化・共有化した。
●風土づくり(決まったことを決まった通りきちんとやる)
さまざまな仕組みをつくったが、最後はこの仕組みを回していく社員の考え方が最も大事になる。そこで社風をつくり替えていった。具体的にはあいさつの徹底、定時退勤(残業のない会社へ)、ワークスタイル変革などに着手し、それぞれの項目を月間強化テーマに設定。特に朝のあいさつには注力しており、トップから率先してやることにより、風土化を実現した。
講演の最後を松井氏はこうまとめた。
「社風をつくるということは、現場でしかできません。難しいことをやるのではなく、繰り返してやる。一度始めたらやめない。できるようになったら、それが会社の価値になる。そこまで達すれば簡単には崩れません。コロナ禍で、多くの企業が改革を考えていると思います。『徹底し続ける』ということを大事にしていただきたいです」