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三菱重工業(株)【7011】の掲示板 2016/05/04〜2016/05/24

責任逃れ会見と社長の放言に透ける不正の病根
絶望の現場が“自死”し、燃費偽装が生まれた
これが 三菱の 社風なのじゃ
儲けたのは 口裂け悪魔の フランス人

 「担当部長がやった」「子会社がやった」と繰り返すトップたちの会見は、なんだか無性に腹が立った。関係ない私が憤ったところでどうなるもんでもないのだが、今回は、三菱自動車の燃費偽装を巡る記者会見を見て、ふと思い出した5年前の出来事を書こうと思う。「私ら技術系の人間の頭の中にあるのは『良いものを作ろう』っていうことだけなんです。でも、今はそれだけじゃダメ。そういったこともウツの社員が多いことに関係してるかもしれません」 こう話し出したのは、製造業の50代の男性である。

メンタルを低下させる社員が増え、「ストレスとのつき合い方を話してほしいとのこと。工場などの生産現場に足を踏み入れる度に、そこで働く人たちの実直さが肌にビンビンと刺さり、「日本という国は、こういう人たちに支えられているんだよなぁ」と感動したのだ。

 「本来、開発って『いついつまで』と期限をきられて、できるものではありません。試行錯誤を何度も何度も繰り返し、失敗を検証して、また試して。そうやって新しいモノが産まれるんです。でも、今は期限ありきです。すると過剰な長時間労働になる。技術系の人間って、仕事が好きなんです。家に帰るのもめんどうだって、車で仮眠を取ったり」 

急速に低下する技術者の「やりがい」と「忠誠心」
 「人数もずいぶんと減らされました。ひとりで抱え込ませないように、積極的にコミュニケーションをとるように言ってるのですが、みんな自分のことに必死です。悪循環です」「うちの会社の技術は、工場で生まれました。技術の人たちの汗の結晶です。今はすぐに数字に反映されない労働力は評価されません。どうすることもできない自分の力のなさに辟易してます」

・自動車製造業に従事する技術者の数は、1995年をピークに減少傾向にある。
・米国では自動車製造業に従事している働く人たちのうち、技術者が占める割合は10.1%。一方、日本では約半分の5.4%。
・技術者の質(技術者1000人当たりの生産性)を、特許数を指標に日米で比較すると、1990年代中盤以降も日本の特許数は着実に上昇を続け、米国の水準を遥かに凌駕する高さを誇っている。