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レーザーテック(株)【6920】の掲示板 2024/05/01

★明日の株式相場に向けて=レーザーテックの咆哮が響き渡る
 
東京市場において、きのうの主役がソシオなら、きょうの主役は紛れもなくレーザーテック<6920>であった。

前日こそ売買代金トップの座をソシオに譲ったとはいえ、長きにわたって売買代金首位といえばレーザーテクの“定位置”である。

きょうは、それに輪をかけて巨額の投資マネーが錯綜し、同社株1銘柄で6400億円を超える売買代金をこなした。

ちなみにこの日、グロース市場に上場する全銘柄の売買代金を合計しても1000億円に届いていない。

売買代金だけでなくレーザーテクの株価は砂塵を巻き上げ突き進む重戦車のごとし、一時6000円超の上昇、率にして18%近い急騰をみせ一気に4万円台に乗せる場面もあった。

同社株は日経平均の構成比では上位10傑にも遠く及ばないが、この日は日経平均寄与度で群を抜き、1銘柄で約70円近く押し上げるスーパー・パフォーマーと化した。 

躍動の背景となったのは前日の取引終了後に発表した24年6月期第3四半期(23年7月~24年3月)決算で売上高が1572億円、営業利益が581億円といずれも前年同期比でほぼ倍増という変貌を遂げた。

加えて1~3月期の受注高も前年同期比2.3倍の763億円と高水準に積み上がっており、生成AI市場拡大がもたらした先端半導体・AI用半導体需要の凄まじさを投資家の脳裏に焼き付けた。

半導体関連株の業績は跛行色こそあるものの、2ナノプロセスの最先端半導体分野など成長スポットに足を踏み入れている銘柄であれば、その将来性は「顔パス」で担保されるようなところがある。

レーザーテクはその象徴。AI用半導体(HBM)やその高集積化プロセスで必須のEUV露光など、マスクブランクス検査装置世界シェア100%の実力が改めて認知されつつある。