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レーザーテック(株)【6920】の掲示板 2022/04/27〜2022/04/28

会社発表の決算短信(第三四半期比較)の(特に7~9頁)をみてみると概算で
棚卸資産が130億→400億
前受け金が90億→300億
品目別生産実績760億→1220億(60㌫増)
品目別受注高790億→2580億(226㌫増)
品目別受注残高1200億→3400億(183㌫増)
品目別販売実績510億→530億(3.1㌫増)
となっている。
これを分析してみると、膨大な受注高と受注残高を抱える中で生産実績は60㌫増
となっているが、販売実績は3.1㌫増であるところをみると、3Qまでの生産実績1220億円のうち530億円しか販売計上されていないことになる。つまり4Qで3Qまでの生産分の残り690億円(1220億円-ち530億円)を売り捌いただけでも、軽く会社側の当初予想利益は確保できることになるが、この690億円が検査工程の遅れで即、売り上げにあげられるかどうか微妙なため、今回のややネガティブとも受止められるとも限らない決算発表になったと思われる。しかし、来期の業績への貢献度も考えれば驚異的な決算短信と云える。
会社側は決算予想を当初予想に据え置いたままでいるが相当控えめではないだろうか。
決算発表の表面的な数値だけを見てネガティブと判断するのは早計だと思う。東証の売買高1位の銘柄、恐らく連休明けは成長性に目を向けた外人の買いが入っても不思議ではないと思う。