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サンケン電気(株)【6707】の掲示板 2024/04/16〜

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mev***** 強く買いたい 4月23日 11:16


2024/04/22 11:01
<発表>◎サンケン電気、大電力電源向け臨界モードPFC内蔵LLC電流共振電源用コントロールIC「SSC4S913」を量産開始
【プレスリリース】発表日:2024年04月22日
大電力電源向け臨界モードPFC内蔵LLC電流共振電源用コントロールIC「SSC4S913」量産開始のご案内

 サンケン電気株式会社(埼玉県新座市北野3-6-3)はこのほど、AV機器やOA機器などの大電力電源用に小型、高効率、低ノイズを実現する、臨界モードPFCを内蔵したLLC電流共振電源用コントロールIC SSC4S913の量産を開始しました。

■製品概要
 SSC4S913は、臨界モードのPFC制御(1)と、LLCタイプ(2)の電流共振制御を内蔵しており、小型で高効率、かつ低ノイズな電源を実現します。LLCには、ハイサイドとローサイドのドライブ回路を内蔵しており、ハーフブリッジ部の外付けパワーMOSFETを直接駆動できます。PFCとLLCの起動動作やスタンバイ動作などの動作モード切替を高度に連携して制御しており、それぞれの回路に動作モード切替の設定は必要ありません。
 小型SSOP24パッケージに、電流共振外れ検出機能など豊富な保護機能を集約し、安全性に優れた高品質な電源を容易に設計できます。また、DC入力対応起動回路や軽負荷時効率改善などの機能が充実しています。
 また、SSC4S913は、PFC IC SSC2016SとLLC IC SSC3S92Xを1つのICで実現しているため外部部品とスペースを大幅削減できます。
 起動動作は、PFC部の出力電圧が所定の値に達すると、LLC部が動作を開始します。これにより起動不良を防止します。停止動作は、PFC部の出力電圧の低下を検出し、LLC部の動作がキャパシタンス領域に入る前に停止させます。これにより、電流共振外れによるハードスイッチングを防止します。スタンバイ動作は、スイッチング損失を低減するために、PFC部・LLC部ともにバースト発振動作を行います。LLC部がバースト発振動作に切り換わると、PFC部もバースト発振動作に移行し、PFCの出力電圧を制御して損失を軽減します。これらの連携は、従来品の高効率と低ノイズ動作を継承しつつ実現されています。

 (1)臨界モードPFC制御 : PFC回路のインダクタ電流が0 Aになった時にMOSFETをオンする制御
 (2)LLCタイプ電流共振制御 : 2つのL(LmとLr)と1つのC(Cr)による共振を利用してソフトスイッチングを実現する制御方法(Lm : 励磁インダクタンスLr : リーケージインダクタンスCr : 電流共振コンデンサ)