ここから本文です


GPIFの最近の運用成績を見ると、2017年度の利回りは6.90%だったが、18年度は1.52%に落ちた。2020年3月までの5年間の中期経営計画では、総資産額の5%を上限にオルタナティブ投資に振り向ける方針。これに対し、ヌビーンの運用資産残高9890億ドル(約106兆8300億円)のうち、オルタナティブ資産は2230億ドルと23%を占めている。
また、クック氏は日本市場について、2015年のコーポレートガバナンスコードの導入以降、日本企業が株主を尊重する姿勢に変わってきたことなどから魅力が高まっているとの認識を示した。一段のガバナンス改善を期待して今年、投資先企業1200社のうち52社に対し、女性の独立社外取締役の招聘(しょうへい)を求める提案を行ったことも明らかにした。
ヌビーンは昨年9月に日本法人を設立。投資顧問業務やファンド運用業務で金融庁の登録業者となった。日本では株式投資のほか、不動産への直接投資も行っている。