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(株)加地テック【6391】の掲示板 2015/04/28〜2020/12/08

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まさむね 強く買いたい 2015年6月13日 18:34

2050年の市場規模は160兆円。いよいよ普及に向けて動き出した「水素」社会。
2015年05月16日

 日本政府は国をあげて水素社会の推進に取り組む姿勢を見せており、トヨタが世界に先駆けて発売した燃料電池車(FCV)「MIRAI」を首相官邸及び経済産業省、国土交通省、環境省に公用車として導入。また、4月に催された総合科学技術・イノベーション会議では、東京オリンピック・パラリンピックまでに国内の水素インフラを整備し、来るべき「水素社会」の姿を世界に向けて発信する方針を示している。
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が試算した水素エネルギーの経済効果は2030年に1兆円程度、2050年には8兆円。また、日経BPクリーンテック研究所によると、世界の水素インフラの市場規模は2030年には40兆円、2050年には160兆円にまで膨らむ。
 水素ステーション関連では、商用水素ステーションをオープンした岩谷産業や、パッケージ型水素ステーション「ハイドロ シャトル」で注目の太陽日酸。
燃料電池用水素を圧縮するために必要な基幹部品を製造する、加地テックなども大きな恩恵を受けることになるだろう。
 2020年の東京オリンピックは世界的なスポーツの祭典であると同時に、日本という国、日本の誇る産業技術を世界に発信できる又とない機会だ。20年までに水素ステーションをはじめとする国内の水素インフラが整っていれば、次世代自動車の世界シェアを獲得するための大きな追い風となるのは間違いないだろう。水素社会の幕開けとともに、日本経済の夜明けも近づいているのかもしれない。(編集担当:藤原伊織)