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(株)石川製作所【6208】の掲示板 2019/04/27〜2019/06/13

➡ロシア人は『北朝鮮が非核化を"ツール"として利用したとしても、
 最終的に放棄することはあり得ない』ので、どうコントロールするかが
 問題だと考えていると指摘。

「表面的には北朝鮮を支持しているが、最終的に核を廃棄するとは思っていない」ロ朝首脳会談、ロシアの思惑は?

AbemaTIMES 2019年4月26日 19時30分配信

きのう、ロシアのプーチン大統領と北朝鮮の金正恩委員長による初めての首脳会談が行われた。

北朝鮮の最高指導者がロシアに訪れるのは実に8年ぶりのことだ。

ロシア情勢に詳しい新潟県立大学の袴田茂樹教授は、
プーチン大統領の思惑については「プーチン大統領自身としては2015年からずっと招き続けていて、ようやく実現したという状況。

経済的にも北朝鮮の存在は大きくはないし、核の脅威もそれほど感じていない。

ただ、東アジアでのロシアのプレゼンスを大きくしたいし、
「世界的に重要な問題にには"大国ロシア"は当然関わるべきである」という強いプライドがある。

核問題に関してもアメリカと並んで最大の各大国という自負があるのに、
北朝鮮問題では蚊帳の外に置かれてきたという屈辱感が非常に大きかったし、
『トランプ大統領と金委員長の間だけで決められてしまうのは絶対に認められない』

だからロシアは6者協議の復活を訴えている。
金委員長にとっても、中国だけでなくロシアという後ろ盾があったほうが対米スタンスで強くなれる。その意味で両方の思惑が一致したということだと思う」との見方を示した。

「"2人で写真を撮ればそれだけでプーチン大統領の目的は果たせた"と指摘していたが、少なくともロシアにとっては首脳会談を行うこと自体が目的であったと言ってもいいくらい」とコメント。

「実は2017年に中国の習近平とプーチンが北朝鮮の非核化に関するロードマップを作っていて、その内容がまさに『段階的な非核化』だった。

ただしロシア人は我々が思うよりもはるかにリアリスト。

『北朝鮮が非核化を"ツール"として利用したとしても、最終的に放棄することはあり得ない』ので、どうコントロールするかが問題だと考えている」と指摘した。