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(株)LIXIL【5938】の掲示板 2017/04/19〜2018/10/22

TOTO創業者大倉和親と最先端の編み機で世界に羽ばたく島精機島会長の事業に取り組む考え方がとても似ています。リクシル創業者潮田氏の考え方とは明らかに異なります。対比してみて見てみましょう。

TOTO創業者 大倉和親の言葉
親切が一番。良品の供給、需要家の満足が掴(つか)むべき実体です。此の実体を握り得れば利益・報酬として影が映ります。利益という影を追う人が世の中には多いもので、一生実体を捕らえられずして終わります。

島精機島会長の『たらいの水理論』
私が考える商売の心構えを伝えたいと思います。それは「たらい水の理論」です。たらいに水位10センチの水が入っているとします。もうけようと水を手前に引くと一瞬15センチに盛り上がりますが、すぐに水は指から抜けます。逆に向こうへ押しやると、たらいの縁にぶつかった水は高くなってこちらに戻ってくる。
つまり利益は巡ってくるのです。まずはお客さんにもうけてもらう。それは自然と当社の利益につながるのです。今後もこのたらい水のように顧客と島精機の企業価値を一緒に高めたいと考えています。

両者のポイントは利益を追求するのではなくお客様の満足を追求すれば自然に利益がついてくるというものです。
優れた経営者の元で大きく成長していく企業の姿が両社に見られます。

一方リクシル潮田氏は、自分の言うことを聞く業界無知社長を据えてM&Aで楽して儲けようと企業買収にのめりこみました。どうせ自分の金を使うのではないと考えたのか、碌な調査もせずにM&Aに手を出しイタリアタイル企業は損を被ったまま直ぐに手放し、中国企業には毒まんじゅうを食わされ660億円の損失を出しました。この失態の責任を誰も取らずにうやむやにし、市場からガバナンスが効いていない企業の代表格のレッテルを貼られ、株価は低迷したままです。株主は善管義務違反で経営陣の責任を追及すべきです。潮田氏に牛耳られてコンプライアンスが機能していない恥ずべき経営陣は総退陣すべきでしょう。この経営陣のままではリクシルは滅びます。金儲け第一主義から、TOTO、島精機のように顧客第一主義に変えないと株価は低迷し続け滅び去ることでしょう。