東海カーボン(株)【5301】の掲示板 2018/03/23〜2018/04/04

５月上旬発表予定の１Qは過大期待は禁物です。下期のほうが利益予想は多いですからね。
　本年以降、黒鉛電極がを稼ぎの頭としているので、黒鉛電極市況が好調を維持している限り予想は達成されるでしょう。

　東海カーボンは、野村が調べて廻る中国で無く、むしろ、トランプの米国（世界最大の電炉鋼市場）に、相当勝算（北米拠点の売上予想２２０億）の期待をしているようです。


決算説明会資料（２０１８年２月１６日）を見れば判ります。
www.tokaicarbon.co.jp/ir/pdf/public_info/20180216.pdf

ｐ、１７　
２０１８年度予想　好調なカーボンブラック事業に加え、黒鉛電極市場の急回復
上期
売上　７９２億
営利　１６７億
経常　１７０億
純利　１２０億

下期　
売上　９４８億
営利　２６３億
経常　２７０億
純利　１８０億

通期
売上１７４０億
営利　４３０億
経常　４４０億
純利　３００億
ROE　２３，６

為替想定　１ドル　１０５円
　　　　　１ユーロ１２５円

セグメント別売上高・営業利益予想/全体
２０１８年度
黒鉛電極
売上高　　上期　３５３億/　７９２億
　　　　　下期　５０７億/　９４８億
　　　　　通期　８６０億/１７４０億

営業利益　上期　 １１４億/１６７億
　　　　　下期　２１１億/２６３億
　　　　　通期　３２４億/４３０億


業績予想

・カーボンブラックの旺盛な引き合い、黒鉛電極の需給ひっ迫による売価上昇
・電極北米拠点が通年で寄与（売上高で前期比約２２０億円増に相当）

・北米新拠点（米国デラウエア州）獲得と売価上昇で黒鉛電極事業は３００億円超の利益貢献


成長戦略
・収益改善黒鉛電極事業

　事業環境
・電極メーカー業界再編
・米国のインフラ再建、中国の環境規制等による電気炉生産増加の動き
・ニードルコークスの需給のタイト化