投稿一覧に戻る AGC(株)【5201】の掲示板 2018/06/27〜2019/04/02 854 pureheartde1001 2019年2月7日 00:21 >>849 AGC、ガラスアンテナが導く「5G銘柄」への道 AGCが祖業のガラス事業で新たな領域に挑戦する。NTTドコモと11月7日に発表した「ガラスアンテナ」は、ビルの窓ガラスの内側に設置すると携帯電話向け基地局として電波を送受信できる。通信量の増加や次世代無線通信方式「5G」の登場で普及を見込む。採算が悪化するガラス事業の立て直しに一役買えるのか注目される。 基地局は鉄塔やビルの屋上に設置するのが一般的だが、通信量の増加で通信各社は都市部を中心に基地局を増やす必要がある。ガラスアンテナは透明な金属膜を2枚のガラスで挟む構造。大きさは標準タイプで幅70センチ、縦20センチほどで、既設の窓ガラスから数センチ離して設置する。景観や建物のデザインを損なわず、窓ガラスを通過した際の電波の減衰や反射を抑える。複数の特許を出願済みで他社は追随が難しいという。武田雅宏執行役員は「従来の窓ガラスと違う形で(収益に)貢献できる」と意気込む。 AGCのガラス事業は2018年1~9月の売上高が5655億円と前年同期と比べて5%増えたが、営業利益は17%減の181億円にとどまった。重油や天然ガスといった原燃料費がかさんだ。ガラス事業は連結売上高の5割を占めるが、営業利益は2割にとどまる。化学品、電子など同社の主力3事業の中で利益率が最も低く、18年12月期は2期連続でガラス事業の採算が悪化しそうだ。 業績を下支えしているのは化学品だ。化学繊維や紙パルプの製造に使うカセイソーダの販売が伸び、水道管などに使われる塩ビもインフラ整備需要が旺盛な東南アジア向けが好調だ。18年12月期は17年に買収したバイオ医薬品を開発する子会社の収益も通期で寄与する。12月4日にドイツの製薬大手ベーリンガーインゲルハイム子会社の原薬メーカーを買収すると発表するなどライフサイエンス分野で攻勢が目立っている。 一方、売上高の半分を占めるガラス事業ではオフィスビルなど建築向けの窓ガラスは他社製品との差異化が難しいうえ、国内は新築住宅の着工戸数が減少して供給過多になっている。 そう思う12 そう思わない1 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
pureheartde1001 2019年2月7日 00:21
>>849
AGC、ガラスアンテナが導く「5G銘柄」への道
AGCが祖業のガラス事業で新たな領域に挑戦する。NTTドコモと11月7日に発表した「ガラスアンテナ」は、ビルの窓ガラスの内側に設置すると携帯電話向け基地局として電波を送受信できる。通信量の増加や次世代無線通信方式「5G」の登場で普及を見込む。採算が悪化するガラス事業の立て直しに一役買えるのか注目される。
基地局は鉄塔やビルの屋上に設置するのが一般的だが、通信量の増加で通信各社は都市部を中心に基地局を増やす必要がある。ガラスアンテナは透明な金属膜を2枚のガラスで挟む構造。大きさは標準タイプで幅70センチ、縦20センチほどで、既設の窓ガラスから数センチ離して設置する。景観や建物のデザインを損なわず、窓ガラスを通過した際の電波の減衰や反射を抑える。複数の特許を出願済みで他社は追随が難しいという。武田雅宏執行役員は「従来の窓ガラスと違う形で(収益に)貢献できる」と意気込む。
AGCのガラス事業は2018年1~9月の売上高が5655億円と前年同期と比べて5%増えたが、営業利益は17%減の181億円にとどまった。重油や天然ガスといった原燃料費がかさんだ。ガラス事業は連結売上高の5割を占めるが、営業利益は2割にとどまる。化学品、電子など同社の主力3事業の中で利益率が最も低く、18年12月期は2期連続でガラス事業の採算が悪化しそうだ。
業績を下支えしているのは化学品だ。化学繊維や紙パルプの製造に使うカセイソーダの販売が伸び、水道管などに使われる塩ビもインフラ整備需要が旺盛な東南アジア向けが好調だ。18年12月期は17年に買収したバイオ医薬品を開発する子会社の収益も通期で寄与する。12月4日にドイツの製薬大手ベーリンガーインゲルハイム子会社の原薬メーカーを買収すると発表するなどライフサイエンス分野で攻勢が目立っている。
一方、売上高の半分を占めるガラス事業ではオフィスビルなど建築向けの窓ガラスは他社製品との差異化が難しいうえ、国内は新築住宅の着工戸数が減少して供給過多になっている。