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(株)キャンバス【4575】の掲示板 2023/07/15〜2023/07/19

今回のデータは飽くまでも、CBP501+シスプラチン+オプジーボの3剤の方が、CBP501+シスプラチンの2剤よりも有効性が高いということを示すことで、特許の進歩性を論証するものなので、カプランマイヤーもそれに整合するようなものだけを出してきているが、他の群でのカプランマイヤーも知りたいところだね。
特にシスプラチン+オプジーボでOS中央値150日というのが気になるな。

ここからは単なる憶測に過ぎないが、今回の2相は白血球数<10,000の患者さんを対象しているけど、白血球数が多いとがん死のリスクが増加するという研究もあり、CBP501ではない他の抗癌剤(特に免疫チェックポイント阻害薬)でも治験対象者を白血球数で絞り込むことで、OS中央値が延長される即ち、有効性がより発揮できるという可能性はないのだろうか?

2006.02.09
白血球数が多いとがん死のリスクが7割増、豪州での研究
 炎症マーカーとして広く用いられている白血球数(WBC)が高値を示すと、あらゆるがんによる死亡リスクが高まることは既に示唆されている。シンガポール国立大学のAnoop Shankar氏らは、豪州で、がんではない高齢者の集団を約10年追跡し、当初の白血球数が低い人々に比べ、高値の人では、がん死の相対リスクが1.73倍になることを確かめた。詳細は、Archives of Internal Medicine誌2006年1月24日号に報告された。