ここから本文です
Yahoo!ファイナンス
投稿一覧に戻る

小野薬品工業(株)【4528】の掲示板 2018/06/10〜2018/06/24

【情報提供:免疫療法薬が大腸がんの新たな標準治療に/米国臨床腫瘍学会(ASCO) ASCO2018 】

★引用:2018年6月21日 海外がん医療情報リファレンス【抜粋だらけ】
⇒ ttps://www.cancerit.jp/59829.html

DNAミスマッチ修復機能欠損があり(dMMR)、遠隔転移を有する難治性の大腸がん(CRC)治療に対してペムブロリズマブとニボルマブが承認されたことで、免疫療法は消化器腫瘍学の分野に進出した。一方で、免疫療法のdMMRがんへの最適なアプローチや免疫療法がミスマッチ修復機能欠損のない(pMMR)大腸がんで有効性がみられないことの理由など、多くの課題が残っている。

2017年5月、米国食品医薬品局(FDA)は、dMMR大腸がんで、フルオロピリミジン、オキサリプラチン、およびイリノテカンによる前治療後、充分な別の治療が無い場合の治療としてペムブロリズマブを承認した。

その後すぐの2017年7月に、FDAは、dMMR大腸がんで、同じ前治療後の治療としてニボルマブを承認した。これは、dMMR大腸がんの74人の患者に単一薬剤のニボルマブを投与したCheckMate-142試験の結果に基づいている。この試験では、31%の奏効率が示され、69%が12週間以上の病勢コントロールが可能であった。12カ月後の無増悪生存(PFS)率は50%であり、全生存(OS)率は73%であった。

同じ臨床試験で、dMMR大腸がんの119人の患者におけるニボルマブとイピリムマブの併用も検討された1。この2剤併用では、全奏効率55%、12カ月無増悪生存率71%、および12カ月全生存率85%で、有効とみられた。

Overman医師は、この奏効は極めて長期間持続するようだと指摘した。いくつかのコホートの長期フォローアップではPFS曲線とOS曲線の両方が平坦化し、効果は持続的であることが示唆された。これは、抗PD-1剤と抗CTLA-4剤の2剤併用と同様に、ニボルマブおよびペムブロリズマブ単剤療法にも当てはまる。併用群の12カ月無増悪生存率は77%であったのに対して、ニボルマブ単剤療法群では48%であった。

【コメント】【抜粋だらけ】ゆえに、全文をご覧下さい。
先行するペムブロリズマブとニボルマブで、ガン領域は、迅速に二極化独占を図って欲しいと存じます。