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塩野義製薬(株)【4507】の掲示板 2022/02/13〜2022/02/15

>>280

答えて頂けないので、私見を述べさせて頂きます。
qrs様は、ファイザーのパキロビッドパックに、リトナビルが併用されていることで、耐性が出にくいのに対し、塩野義のS-217622には、リトナビルが併用されていないので、耐性が出やすいとおっしゃられているようですが、ファイザーのパキロビッドパックに、リトナビルが併用されている理由は、プロテアーゼ阻害剤であるニルマトレルビルに対する薬剤耐性の出現を抑えるためではないと思いますよ。抗HIV薬としては、リトナビルは、他剤と併用することで、耐性出現抑制に使用されていますが、抗コロナウイルス薬のパキロビッドパックでは、リトナビルは、コロナウイルスを抑制するために使用されている訳ではなく、リトナビルのCYP3A阻害効果を利用することで、ニルマトレルビルがCYP3Aで代謝されるのを遅らせ、効果持続時間を長くする目的で併用されているはずです。
一方、S-217622は、リトナビルを併用しなくても、血中濃度が長時間維持できるということかと理解しています。