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日本システム技術(株)【4323】の掲示板 2019/11/13〜2021/01/28

公益財団法人 佐々木研究所附属 杏雲堂病院院長 相馬正義氏および株式会社データフォーシーズとの新型コロナウイルス情報ダッシュボード共同開発開始のお知らせ


当社は、公益財団法人 佐々木研究所附属 杏雲堂病院院長 相馬正義氏および株式会社データフォーシーズとの間において、新型コロナウイルス感染防止対策に資する感染リスク情報を発信するダッシュボードの共同開発を開始したことを、下記のとおりお知らせいたします。

■背景
SARS-CoV-2 により引き起こされた新型コロナウイルス「COVID-19」のパンデミックは、2021 年1月 25 日時点で感染者数が 9,920 万人を超し、死者数もこれに伴い増加し 212 万人以上に上ります。一方世界各国で COVID-19 感染状況に関する統計情報は、日々、様々な形で更新・配信されてはいるものの、誰の目にも分かりやすく可視化されているとは言い難い状況です。また医療レセプトデータに関しても、誰もが確認できる形で公開されているとは言えません。このような膨大なオープンデータと医療レセプトデータに関する情報の未整備が感染拡大を抑制する妨げになっていると考えられ、誰もが COVID-19 感染状況を瞬時に且つ正しく理解することができる IT 環境の整備が、重要な課題の一つとなっています。

■本研究について
本研究では、当社が保有する約 700 万人の匿名加工されたレセプトデータ(診療報酬データ)を用います。
当社データと共に米国ジョンズ・ホプキンス大学「COVID-19 Dashboard」のデータや厚生労働省が公開する国内感染状況情報等を利活用して、株式会社データフォーシーズが保有する高度なデータ解析技術及び AI 技術とそれらのノウハウを駆使することで、現状の可視化に加え、感染リスクの予測を含む新型コロナウイルスに関する情報を発信するダッシュボードを開発いたします。
ダッシュボードとは、さまざまなデータをグラフィカルにまとめ、一目で理解できるようにするデータ可視化ツールのことです。近年注目を集める BI(ビジネスインテリジェンス)ツールの一つに位置づけられています。県別の情報や性年代別の情報をグラフィカルにまとめ可視化することで、万人に使用してもらえるようなコロナ情報可視化ツールにしていきます。