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協和キリン(株)【4151】の掲示板 2015/04/29〜2017/04/19

協和発酵キリン、皮膚T細胞リンパ腫を対象としたモガムリズマブの第3相臨床試験が主要評価項目を達成

 協和発酵キリン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:花井 陳雄、以下「協和発酵キリン」)は、皮膚T細胞性リンパ腫(Cutaneous T-cell Lymphoma : CTCL)を対象として実施していたモガムリズマブ(KW-0761)の国際共同第3相臨床試験(MAVORIC: Mogamulizumab anti-CCR4 Antibody Versus ComparatOR In CTCL)が、主要評価項目を達成したことをお知らせします。

 MAVORIC試験は、米国、欧州、日本、豪州で実施された多施設ランダム化オープン比較試験で、372名の再発又は難治性の皮膚T細胞性リンパ腫患者さんを対象にモガムリズマブの有効性と安全性を対照薬であるボリノスタットと比較しました。その結果、モガムリズマブ群は対照(ボリノスタット)群と比較して統計学的に有意に主要評価項目である無増悪生存期間を改善したことが示され、モガムリズマブの安全性も忍容可能なものでした。

 本試験結果の詳細については、引き続き解析し、今後の学術会議や医学雑誌などで発表する予定です。またモガムリズマブのCTCLに対する販売承認取得に向け、各国規制当局との協議を2017年中に開始する予定です。協和発酵キリングループは、ライフサイエンスとテクノロジーの進歩を追求し、新しい価値の創造により、世界の人々の健康と豊かさに貢献します。