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Abalance(株)【3856】の掲示板 〜2015/04/15

半導体製造技術の世界的権威でありノーベル賞候補として注目されている大見忠弘・東北大学名誉教授は「太陽電池産業が東北の新たな基幹産業になる」と喝破する。それを可能にするのが、大見教授が中心になり30年にわたって開発してきた半導体製造装置だ。これが完成すれば、世界のエネルギー地図を塗り替えるほどのインパクトを持つという。
太陽電池は半導体の一種であり、半導体の生産のために開発した新しい製造技術は、太陽電池の製造にも応用することができる。すなわち、次の2つの課題をクリアすればよい。1つは、今よりも桁違いに「超高性能」で「超高生産性」である新方式の半導体製造装置を開発すること。もう1つは、その装置を使って「高変換効率」の薄膜シリコン太陽電池を大量生産できるようにすることだ。技術革新によってこの2つの課題を解決できれば、圧倒的に安価で変換効率の高い太陽電池を生産し供給することが可能になる。
リアルコムが薄膜シリコン型太陽電池にかかる製品開発委託契約書を締結し、薄膜シリコン型太陽電池の研究開発プロジェクトに参画すると発表している。同プロジェクトでは、15年12月をめどに、太陽光パネル・モジュールにおいて、薄膜シリコン型太陽電池のシリコン使用量を1/100にする技術により、従来製品の約1.5倍の発電効率と約2分の1の製造原価コストを実現する製品の開発・商品化を目指すという。

大見忠弘・東北大学名誉教授「変換効率の高い太陽電池を安価で大量に生産し供給できるようになれば、化石燃料を一滴も使わずに全世界の電力需要を賄うことも夢ではない。私の試算では、太陽電池の変換効率を(現在の主力である多結晶シリコン型の15~18%から)30%に高めれば、世界で計8万平方キロメートルの面積(日本の国土の22.2%に相当)に設置するだけで、夢が夢でなくなる。これだけ多くの企業の参画を得て、超高性能な半導体製造装置の実用化に向けた体制が出来上がったことは、誠に喜ばしく心強い。東北の地は、半導体や太陽電池産業が集積する世界的な拠点として、不死鳥の如くよみがえるポテンシャルを秘めている。資源のない日本にとって、1億2800万人の国民が飢えることなく豊かに暮らしていく道は『産業立国』しかない。このプロジェクトは、東北一地方のみならず、日本全体にとって大きな福音であり、半導体製造分野の研究者として全身全霊をかけて取り組んでいきたい。」

Abalance(株)【3856】 半導体製造技術の世界的権威でありノーベル賞候補として注目されている大見忠弘・東北大学名誉教授は「太陽電池産業が東北の新たな基幹産業になる」と喝破する。それを可能にするのが、大見教授が中心になり30年にわたって開発してきた半導体製造装置だ。これが完成すれば、世界のエネルギー地図を塗り替えるほどのインパクトを持つという。 太陽電池は半導体の一種であり、半導体の生産のために開発した新しい製造技術は、太陽電池の製造にも応用することができる。すなわち、次の2つの課題をクリアすればよい。1つは、今よりも桁違いに「超高性能」で「超高生産性」である新方式の半導体製造装置を開発すること。もう1つは、その装置を使って「高変換効率」の薄膜シリコン太陽電池を大量生産できるようにすることだ。技術革新によってこの2つの課題を解決できれば、圧倒的に安価で変換効率の高い太陽電池を生産し供給することが可能になる。 リアルコムが薄膜シリコン型太陽電池にかかる製品開発委託契約書を締結し、薄膜シリコン型太陽電池の研究開発プロジェクトに参画すると発表している。同プロジェクトでは、15年12月をめどに、太陽光パネル・モジュールにおいて、薄膜シリコン型太陽電池のシリコン使用量を1/100にする技術により、従来製品の約1.5倍の発電効率と約2分の1の製造原価コストを実現する製品の開発・商品化を目指すという。  大見忠弘・東北大学名誉教授「変換効率の高い太陽電池を安価で大量に生産し供給できるようになれば、化石燃料を一滴も使わずに全世界の電力需要を賄うことも夢ではない。私の試算では、太陽電池の変換効率を(現在の主力である多結晶シリコン型の15~18%から)30%に高めれば、世界で計8万平方キロメートルの面積(日本の国土の22.2%に相当)に設置するだけで、夢が夢でなくなる。これだけ多くの企業の参画を得て、超高性能な半導体製造装置の実用化に向けた体制が出来上がったことは、誠に喜ばしく心強い。東北の地は、半導体や太陽電池産業が集積する世界的な拠点として、不死鳥の如くよみがえるポテンシャルを秘めている。資源のない日本にとって、1億2800万人の国民が飢えることなく豊かに暮らしていく道は『産業立国』しかない。このプロジェクトは、東北一地方のみならず、日本全体にとって大きな福音であり、半導体製造分野の研究者として全身全霊をかけて取り組んでいきたい。」