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ULSグループ(株)【3798】の掲示板 〜2015/04/15

AIST包括フレームワークは、国や自治体の業務・システム最適化計画のために、2006年の政策「IT新改革戦略」にて発案、数年を経て策定されたものです。
AIST包括フレームワーク自体が国策で策定された訳ですから、これを軸にシステム構築を進めると考えれば、ULSグループがマイナンバー関連の本命だと思うのですが。
どうにも地味な銘柄であるがゆえに、ニュースにもまったく名前が出てこないので、知られてもいないのでしょう。

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/dai60/siryou05.pdf#search='it%E6%88%A6%E7%95%A5%E6%9C%AC%E9%83%A8+3%E6%9C%8828%E6%97%A5'
上記ソースの中に記載されてますが、2006年の「IT新改革戦略」が、現在政府が推し進めるIT政策へと繋がっているわけです。

政府のIT戦略本部が平成18年(2006年)1月に定めた「IT新改革戦略」においては、国・地方公共団体、独立行政法人等は業務・システムの最適化に取り組むことが求められ、各府省はそれに沿った業務・システム最適化計画を策定しています。そこで策定されたのが AIST包括フレームワーク です。

ULSグループ連結子会社のピースミール・テクノロジーは、2009年に産総研によって認定された「産総研技術移転ベンチャー」です。これは産総研の研究成果を事業として展開するために起業し、そのために必要な技術移転を正式に受けているベンチャー企業のことで、ピースミール・テクノロジーはAIST包括フレームワーク技術を用いた事業展開をミッションとしています。
http://www.pmtech.co.jp/company/
産総研のITソリューション開発基盤の研究活動に、ウルシステムズが技術確立に協力して生まれたのがピースミールテクノロジーということですね。

その産総研とは
産業技術総合研究所は日本の産業を支える環境・エネルギー、ライフサイエンス、情報通信・エレクトロニクス、ナノテクノロジー・材料・製造、計測・計量標準、地質という多様な6分野の研究を行う我が国最大級の公的研究機関です。

AIST包括フレームワークについて
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2006/pr20061219/pr20061219.html
ピースミールテクノロジーの取り組み
http://www.pmtech.co.jp/wp-content/uploads/2011/09/ISSJ_20101128_Glassbox.pdf#search='%E5%9C%B0%E6%96%B9%E8%87%AA%E6%B2%BB%E4%BD%93+%E3%83%94%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%AF%E3%83%8E%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%83%BC'
ちなみに下のソースはNECのホームページからなのでNECのみの手柄になってますが、上記ソースにもある横浜市の案件がこれです。
AIST包括フレームワークとマイナンバーに関しても語られてます。
http://jpn.nec.com/case/city_yokohama/index.html
パッケージ製品を決めたり、システムの導入に必要なハード・ソフトおよび開発作業を提供する業者を調達するのもピースミールテクノロジーの仕事なので、今回はNECに白羽の矢がたったということでしょう。
ウルシステムズとNECとの業務関係もあると思います。
http://www.ulsystems.co.jp/press-release-20080403.html

産総研とピースミールテクノロジーの、ビッグデータを利用した地震や災害の実証システム開発についてです。
http://www.pmtech.co.jp/2012/04/13/294/


我が国最大級の公的研究機関である産総研との深いつながりをもつピースミールテクノロジーは、今後も政府のIT戦略に深くかかわって行くと思われます。

マイナンバー、ビッグデータ、セキュリティ、どの材料もULSグループの名前は一番に出てこないが、すべてに対応してるわけです。
ただ会社からのPRは非常に少なくわかりにくい。
何をやっている会社か?それはホームページの端から端まで、自分で調べないとわからないことが多いです。