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(株)ディー・ディー・エス【3782】の掲示板 2017/06/04〜2017/06/07

アルプス電気<6770.T>が25日移動平均線を回復するなど、米アップルの関連銘柄に買いが集まった。アップルが毎年6月に開催する世界開発者会議(WWDC)を控え、話題を先取りする資金が向かっている。

 現地5日から開催するWWDCでは、アップルが「スマートスピーカー」への参入を発表するとの観測がある。また、今秋の発売が見込まれるiPhone(アイフォーン)の新機種「8」(市場通称)についても、新機能が注目されている。

 スマートスピーカーは人工知能(AI)と音声認識機能を備え、直接話し掛けることで情報を検索したりすることができる。米アマゾン・ドット・コムなどが先行しているが、アップルも新製品を準備しているもよう。独自の音声認識機能「Siri」(シリ)を搭載する。

 スマートスピーカーにはカメラ機能も搭載される可能性があり、カメラの光学式手ぶれ補正機能を手掛けるアルプスやミネベア ミツミ(ミネベアM)<6479.T>の株価の刺激材料となっている。このほか、大型タブレット端末の「iPad(アイパッド)Pro(プロ)」や、パソコンの最新版も公開されるとの見方が浮上している。

 アイフォーン8には、映像や画像の中から人を判断する顔認証機能の採用がうわさされている。直接的に関係する日本企業が存在するかは不明だが、市場全体の活性化につながる可能性もある。

 商業施設向けの顔認証システムに強いNEC<6701.T>のほか、NEC系の日本アビオニクス<6946.T>の赤外線カメラにも思惑が向かう可能性がある。サクサホールディングス<6675.T>やモルフォ<3653.T>、テラプローブ<6627.T>、ディー・ディー・エス(DDS)<3782.T>なども注目される。

 このほか、アイフォーンにはケーブルに接続せずに充電できる「ワイヤレス充電」の搭載も見込まれる。関連銘柄のサイバネットシステム<4312.T>や日本ライトン<2703.T>などをマークしたい。

[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2017-06-05 18:45)