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(株)アプリックス【3727】の掲示板 2016/10/29〜2017/01/11

今回のドコモとの契約解消で郡山社長がかなりの資金を得たと考える理由を説明します。
やや推理小説風になることをお許し下さい。
今年8月末に郡山社長はアプリックスの株を20,55%保有しています。昨年末には8,47%でした。この急に増えた分はドコモが所有していた11,77%とほぼ合致します。そして9月1日の2,42%売っていますが、これは代表取締役も持ち株がある%を超えるといろいろな制約が出てくるので、それを避ける為でしょう。つまり8月末までに郡山社長とドコモの間では契約解消に伴う株のやり取りは終わっていたのです。
次にドコモとの契約の普通と違う点に注目します。業務提携は会社同士の契約です。でも株のやり取りはドコモと郡山社長の間の契約になっています。なぜでしょう。もしドコモが一方的にアプリックスの株を持っていれば会社同士の契約で良いはずです。契約先を郡山社長個人的にしなければならない何かがある筈です。
それが郡山社長が個人でドコモの株を買っているという、株の持ち合いでは無いかと考えました。
普通に考えてもドコモが格下のアプリックスの株を一方的に買うことはあまり考えられません。
またこの株の持合はドコモと一部のベンチァー企業であったと聞いています。
ドコモが80億円近くのアプリックスの株を買ったのならば、郡山社長は幾らドコモの株を買ったのでしょう。推測にしかなりませんが、普通は同額でしょう。上場で創業者利益が潤沢に入っていますから。
さて今回の契約解消でお互いに自社株を買い戻したとしたら、アプリックスのかぶは十分の一以下の7億5000万円です。一方ドコモは詳しくは知りませんが、あまり変わっていない80億円でしょう。
また、郡山社長がいくら金持ちでも、この様な株のやり取りがなければ7億5000万円を個人的に用意するのはやさしくは無いでしょう。
これが今回の動きでの推測です。
また、自社の業績によほどの自信がなければ、自社の株を自分で買い戻すでしょうか?提携解消の会社の発表文章では「株の処理はドコモに一任する」と書いているのですから。
不思議な動きをする郡山社長と近づく第三四半期業績発表。何が起こるかしばらくは目が離せませんね。