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(株)オークファン【3674】の掲示板 〜2015/04/15

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in_p 様子見 2013年8月29日 20:45

オークホルダーの方は大丈夫ですが、IPO短期資金の逃げ足は非常に早いようですので、お互いに気を付けましょう。


>IPO30連勝が映す投資家心理
証券部 須永太一朗公開日時2013/8/29 16:35 日経WEB

 株安・円高の流れが一服した29日の東京市場では、約2週間ぶりとなる新規株式公開(IPO)銘柄の好調さが市場関係者の注目を集めた。東証マザーズ市場にこの日上場したのは、訪問看護などを手掛けるN・フィールド。公開価格の2.1倍にあたる3100円の初値を付け、引けでは制限値幅の上限(ストップ高)水準の3800円まで上昇した。IPO銘柄の初値が公開価格を超えるのは、昨年12月以降、30社連続。株式相場全体が膠着感を強める中でも、個人の投資余力は引き続き旺盛だ。

 だが「30連勝」という上場当日の華々しい記録更新とは裏腹に、最近はIPO企業の株価の軟調さが日を追うごとに目立つようになっている。

 例えば7月30日にマザーズに新規上場した中古車販売のネクステージ。上場初日こそ1700円の公開価格を2割近く上回る2011円の初値を付けたが、翌日以降は、1度も2000円台を付けることなくじり安の展開。8月29日終値は公開価格比16%安の1431円に沈んだ。

 他にも衣料品などのネット販売を手掛ける夢展望や、自動車販売関連のICDAホールディングスで直近の株価が公開価格を下回る。5月下旬に日経平均株価が急落して以降の調整局面で、投資余力が低下した投資家も多い。「投資家の短期志向が一段と進み、IPO銘柄もすぐに利益確定売りを出す動きが目立つ」(丸三証券の服部誠エクイティ部長)という。今後の成長を期待する投資家の買いで値持ちが良かった春先とは雰囲気が変わってきた。

 シリア情勢など外部環境の不透明さを嫌気して、海外動向に事業環境が左右されにくい銘柄の一角として個人や機関投資家が資金を振り向けていることも、短期化の動きを加速させている。短期決戦と割り切っているだけに、資金の逃げ足も速い。

 建築資材のネット通販を手掛けるサンワカンパニーなど、9月以降もIPOの動きは続く。だが投資家の短期志向のあおりで上場直後が当面の株価の天井、という銘柄は今後も出てくる可能性がある。