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(株)ファインデックス【3649】の掲示板 2020/06/18〜2020/09/19

四季報オンライン(2020/8/27)*再掲載

グロース500「医療×IT」で成長期待の5銘柄

ファインデックス(3649)は1985年に設立された企業で、大学病院など大規模病院向けに医療用データの管理システムを提供。画像や検査数値など汎用データを一元管理できる医療用データ管理システム「クライオ」を主力製品としている。

 8月3日に発表した20年12月期第2四半期(20年1~6月)決算は、売上高が22億6000万円(前年同期比17.6%増)、営業利益は5億5200万円(同101.8%増)と、大幅増収・営業増益での折り返しとなった。

 同社が発表している20年12月期通期の会社計画は売上高42億1000万円(前年同期比1.7%減)、営業利益は5億8000万円(同21.9%減)。通期計画に対する第2四半期の進捗率は、売上高が53.6%、営業利益は95.1%の高進捗となっている。

 相原輝夫社長は決算説明会で今20年12月期第2四半期までが大幅増収・営業増益で推移していることに関して、前19年12月期は第3四半期(7~9月)に消費増税前の駆け込み需要があったこともあり、下期偏重になったと説明。さらに、「20年の第1四半期は、医療機関側のビジネスの都合で、かなり景気が良かった」と述べた。

 こうした経緯に立った上で、売上高のほとんどを占める主力の医療システム事業について「(コロナ禍があっても)大規模病院のシステム導入、システム投資についてはあまり大きな変更がない」と説明。20年12月期通期の会社計画を据え置いている。

 なお、同社ではヘルステック事業を育成しようとしており、視野検査システムの機器がこのほど完成したという。説明資料や相原社長の説明によると、5年後に60億円弱の売り上げ規模を狙って事業を展開していく考えという。もう一つの事業柱に育てることができるのか、見ていきたいポイントだ。