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(株)SUMCO【3436】の掲示板 2020/08/14〜2020/09/03

>>19

2Q決算説明会

後、説明会でさむ子言っているのは、DRAMの微細化が限界に近づき、NANDの積載化のテンポが遅れているのでメモリーは伸びる。現時点では、GAFAがデターセンター向けのÐRAMを大量に買った(在庫を積み上げた)ので、4Qにメモリー(DRAM)向けの調整が入るかも知れないが、2Qで伸びたのはさむ子の顧客ではないのでそれほど影響はないだろう。(2Qでメモリー向けのシェアーを伸ばしたのはSKシルトロンと想定しているようで、シルトロンには背後にメモリー大手のSKがいるので要注目です)

まとめれば、今は先端ロジックを中心に2021年以降の長契の数量と価格の確保が最重点課題で動いている。価格についてはコメントしていませんが、2021年頃から始まる22年の長契で価格が上向く可能性がある。2Qで底打ちをしたスポットは長契の前に動くだろうということです。

付け加えれば、さむ子にはウエハーの供給余力があるので、ウエハーの需給が逼迫すれば、価格が上がる以前に、販売数量が増加し収益が上向く可能性が高いと言ってところです。

3Q、特に200㎜の見通し(コロナによる在庫調整)についてはさむ子の見通しと少し違うので、ここは改めて書きます。

  • >>27

    さむ子のBSとポリシリコンの在庫の減少

    2Q時点のさむ子の純資産は3500億円、自己資本比率は53%、D/Eレシオはネットで0.25、グロスで0.5です。また、2Qのポリシリコンの在庫と長・短期の前渡金を含めた合計残高は1875億円となり、2019年末から▲51億円減少。ピーク時の2016年の2015億円から▲140億円減少しました。減少のスピードは加速度的とは言えませんが、毎年▲100億円程度減少するので、自社株買いや多少設備投資が増えても、当期利益とポリシリコンの減少でBSはより強くなります。

    7月下旬に中国にある世界最大手のポリシリコンメーカーで火災事故があったようですが、これはソラー向けが中心で、トレンドフォースのコメントではソーラ向けは少し上がりそうですが、半導体向けウエハー価格には影響がないようです。

    長期契約について「信越のコメントはなし」、「GWは交渉が始まった」、「シルトロニックは4Qに長契が始まるかも知れない」というコメントなので、「21年の300㎜の長契交渉の出足が早い」「大きな数量を確保した」と指摘しているさむ子が先行しています。

    設備投資額と減価償却は次の通りです。単位:億円
    年度 設備投資 原価償却
    2016年 165 220
    2017年 228 234
    2018年 592 279
    2019年 588 407
    2020年 316 204(半期)