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旭化成(株)【3407】の掲示板 2015/10/16

>>1447

こんばんは~

実は杭が支持層まで到達してないだけなら、実際はさほど多くの物件に問題が拡散しなかったはずなんです
杭打設されるまでには
①施主もしくは設計者が地盤調査会社に依頼し、当該敷地の地盤深さと、敷地内の支持層は傾斜しているのかなど推測できるだけの箇所数で調べます。
②設計者が杭を設計して確認申請。ここで長さ等の仕様は一度決まってます。
③工事に入り、支持層まで掘削したことを、回転のトルク値とかで確認
 ※ここを旭化成建材が捏造
ただし、設計段階で正しく考慮できなかった支持層の傾斜等がなければ、支持層確認しなくても、
設計図通りの長さの杭を打てば、ほとんど支持層にちゃんと入ってます。
「掘ってみて支持層が想定より深かったです」はそんなにないんですよ。
調査箇所数が敷地面積に対して少なかったり、土地柄で支持層が傾斜している懸念への考慮が不足してたら、確認申請でも突っ込まれます。
設計者は、設計図通りで杭の長さが足りませんでしたってことにならないように、気を使ってます。

なので3000件調べても、ほとんどの物件は、支持層まで杭が入っているでしょう

なぜ、旭化成はごまかしたのか
(本当はごまかしたのはさらに下請けかもしれないです。杭の打設の作業員が10名くらいの班だとして、旭化成建材の職員はおそらく1人だけですから)

捏造したのはめんどくさいからだと思います。
実は記録がなくても、重機のオペレーターは支持層まで掘ったか感触で一発でわかります。記録がないからわからないではなく、作業していたオペレーターは間違いなく認識してたと断言できます。
PHC杭というのは、工場で作りますけど、すぐできるもんでもないです。
支持層が深かったから、もう少しつなげて杭を長くしようだと、段取りもやり直しで追加で伸ばす杭を現場に納入しないとだめです。おそらく工期も急かされ、めんどくさいからいいやーで、設計図通りの長さでとめてしまったんでしょう