(株)出前館【2484】の掲示板 2021/03/27〜2021/04/07

アルケゴス・キャピタル・マネジメントのヘッジファンドが
ブロック取引によって大きな損失が発生して
証券会社が取り立て不能に陥っています。

昨日は、野村證券とクレディスイスが発表していましたが
今日になって、三菱UFJ証券も330億円くらいの
損失が発生する可能性があると発表しています。

ひとつのヘッジファンドの崩壊ですが
扱っている金額が大きく、複数の証券会社でダメージが出ています。

バラバラに情報が開示されているところを見ると
金額の大小はあるのかもしれませんが
まだ被害が出ているところがあるかもしれません。


流れ的には、リーマンショックのような流れが連想されます。

リーマンの破綻によって、連鎖的な保険での崩壊が起きて
大きなショックに繋がったのが記憶に新しいです。


今回は、ヘッジファンドで、リーマンほどの根は深くなさそうですが
それでも、3兆円くらいの損失が出たのではないかと言われます。

マージンコールに応じられなかった場合
持っている原資産は担保として売りに掛かりますので
それが大量株式の売却にも繋がって
保有株が連鎖的に下落するという事にも繋がっているようです。

色々と裏事情がまとまっている記事なども出ていますが
簡単にこれだけのハイレバレッジで巨額な投資ができる訳もなく
銀行や証券も一緒になっての仕組みだと思われます。



今回は連鎖することはないと思いますが
ちょっとした事で、銀行や証券の裏の繋がりがあると
大きなダメージにも繋がる可能性があるので怖いですね。

大きなポジションを持つのは、個人でも十分に気をつけましょう。