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(株)エスプール【2471】の掲示板 2022/01/14〜2022/07/05

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yum***** 強く買いたい 2022年1月26日 16:38





 ビジネスソリューション事業の中ではさらに、2021年6月から新規事業としてスタートした隣接する複数の自治体業務を受託する「広域行政BPOサービス」の今期売上高は6億6500万円(前期比5.1倍)と急成長を見込んでいる。既存の北見(北海道)、弘前(青森県)、大仙(秋田県)の3拠点に加え、2月から三豊(香川県)、中津(大分県)で業務がスタートし、今期はこれに5拠点の新規開設で累計10拠点体制を目指している。



 浦上社長は「1地域の年間売上高は1億円から1億5000万円程度と想定しており、5地域で6億6500万円は十分に達成できると考えている。今後仕事量が増えれば1支店当たりの売上高も当然上昇するため上振れも狙えるのではないか」と強気の姿勢だ。




 また、「環境経営支援サービス」に関して今期3億8400万円(前期比48.8%増)の売上高を予想。気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の環境情報開示支援のコンサルタント業務中心に拡大を見込んでいる。



 このコンサルタント業務について浦上社長は「TCFD開示義務の対象となるプライム市場を選択した企業は、東証発表で1841社となっており、TCFD未対応企業は約1500社程度とみられ、積極的にアプローチしていきたい。自社でTCFD対応の運用をするのは、コストもかかり、ノウハウも必要とされるため、当社のような専門企業へのニーズは非常に高いのではないか。期初の計画では、TCFDのコンサルで今期40社の受注を予定していたが、すでに今の時点で目標はほぼクリアできるのは確実なため、上振れを目指してやっていきたい」と期待感を強めている。



 コールセンター向けなどの人材派遣や、障害者雇用支援の企業向け貸し農園サービスの既存事業好調と、隣接する複数の自治体業務を受託する広域行政BPOサービスや環境経営支援サービスといった新規ビジネス開拓が成長の両輪として機能しているようだ。



 なお、同時に発表した前2021年11月期連結決算は、売上高248億6200万円(前期比18.3%増)、営業利益26億6800万円(同19.7%増)、経常利益26億7300万円(同19.9%増)、純利益18億8100万円(同19.0%増)となった。



(冨田 康夫)





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