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(株)フュートレック【2468】の掲示板 〜2015/04/08

大日本印刷は食品ネットスーパー向けの音声検索システムを開発した。スマートフォン(スマホ)に商品名などを話すだけで商品を検索し注文できる。認識率は96%で、「きゅうり」と「キウイ」といった似た言葉も正しく認識する。食品に特化した音声検索システムは日本初。パソコンやスマホに不慣れなシニア層を想定。来春の実証実験を経て実用化する。

 音声認識技術開発のアドバンスト・メディア(東京・豊島、鈴木清幸社長)と共同開発した。6万語の食品関連辞書を備える。企業はネットスーパーで注文するためのスマホアプリに同技術を組み込む。利用者はアプリを自身のスマホに導入後、音声で希望の商品名を告げ、表示された商品をタッチして注文できる。

 システム開発は大日本印刷が受託する。企業の利用料金は月額20万円程度を想定。2013年3月にも実証実験を実施し、早期の実用化を目指す。

 流通経済研究所(東京・千代田)によると、ネットスーパー利用者の1回当たりの購入点数は20点。書籍の電子商取引(EC)サイトは1〜2点であるなど、他のECに比べて1回の購入点数が多く、何度も画面をタッチしたり文字を入力したりする必要があった。音声を使うことで、スマホに不慣れなシニア層でも容易に商品を検索できるようにする。