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(株)バルクホールディングス【2467】の掲示板 2022/09/29〜2022/12/15

そんな石原氏が現在、注力している事業の1つが「NOWNAW」というSNSを日本でスタートさせること。NOWNAWとは、「米国発のTikTok」(石原氏)。動画の投稿はもちろん、AR(拡張現実)やeコマースなどのサービスが展開されており、中南米を中心にすでに1億5000万人のユーザーがいる。中国企業によってサービスが提供されているTikTokは、ユーザーの様々な情報が中国に集められ情報分析に使われている恐れなどが指摘され、米中対立も伴い、トランプ政権が使用を制限したこともある。同様にフランスやインドでも使用が制限されているという。だからこそ、NOWNAWをアジアに展開させることは「正直難しい」と打ち明ける。一方で、NOWNAWの強みを「Web3.0のプラットフォームを使用することで、コンテンツを上げる側にもすごくメリットがある」と説明する石原氏。ブロックチェーンの技術を活用することで中国企業による中央主権的なデータの扱い方をするTikTokに対抗する狙いだ。そして、「皆さんが社会人になって事業をしていくなかでSNSのプラットフォーム、Web3.0への理解を増やす必要がある。そんななかで、どのようなビジネスモデルを作るかが求められている」と今回の取り組みの意義を語る。NOWNAWのアジアでの展開は日本が初となるが、すでに様々な企画を考えている。その1つが学生とのコラボレーションだ。「SDGsなどのテーマを定めて、大学をはじめとする教育機関と連携して学生向けのコンテストを開く計画をしている」と、石原氏。そこには教育的観点から問題視されやすいSNSのイメージを払しょくしたい意図もある。「教育的観点からどうプラットフォームを解釈していくのか、学生との対話なども行っていけたらいい」(石原氏)。「日本でもはやるのではないか」と自信をのぞかせるNOWNAWは、11月ごろからダウンロード可能の予定だ。