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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2022/12/13〜2022/12/20

昨日とムードが一変して、翻弄された短期の人がカモにされたようですね。

長期の人は上がり下がりする目先の株価ではなく、前進を続けるビジネスの行き先に注目したいものです。

さて、今日はカモではなくアヒルの話です。

お時間がありましたら、暇つぶしにどうぞ。

※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※

~ 見にくいアヒルの子 ~

あるところに変わったアヒルの子がいました。
一匹だけ姿が違っているのもありますが、空への強い憧れを持っていたのでした。

常識的に考えてアヒルが空を飛ぶなんてありえないことです。
必死に飛ぼうと努力を続けるアヒルの子を、意地悪なアヒルは「空中に浮かんで見えない、色が暗くて見にくい」などと馬鹿にします。
「無駄なことは止めろ、飛べるはずがない」と何度言われたことか分かりません。
どんなに無理だと言われても、そのアヒルの子は決して飛ぶことを諦めませんでした。

そして月日は流れ...

小さくて見にくいアヒルの子は大きく成長し、くっきり明るく美しい姿は誰がどう見ても白鳥以外には見えません。
アヒルの子だと思っていた雛鳥は、何と白鳥に成長したのです。

しかしそれが受け入れられない意地悪なアヒルたちは、
「今まで飛べなかったのだから、これからも飛べるはずがない」
「だめな鳥はだめ」
「終わりなきアヒル」
「永遠にアヒル」
などと、罵詈雑言をぶつけます。

白鳥が羽ばたきながら水面を走る度に、内心”まずい、今度こそ飛んでしまう!”と焦っているのですが、最後まで白鳥である事実を認めることは出来ませんでした。

ある日のこと、白鳥はいつものように水面を走り始めます。
「今回もデモ止まり」、「飛んだところですぐ落ちる」と強がる意地悪なアヒルたちをよそに、白鳥は大空へと飛び立ちました。
ついにこの日がやってきたのです。

白鳥は大きな翼を悠々と広げ、意地悪なアヒルたちを見下ろすように旋回すると、広い世界へと旅立っていきました。

その後、その白鳥は世界中で目撃されるようになり、誰もが知る鳥になりました。
意地悪なアヒルたちは、狭い湖の中で一生悪口を言い続けたそうです。

~ おしまい ~