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(株)アスカネット【2438】の掲示板 2017/11/15〜2017/12/02

>>630

>目は必ずあくまで板の表面を(裏から投射される映像を)見てるだけ、焦点が手前にくるので目の錯覚で浮かんでるように見えるだけ。

「浮かんでるように見えるだけ」そりゃそうだと思いますよ。プレートの手前側に何かモノが形成されて、それが見えている、などと魔術的なことを信じている方は(多分)いないと思います。
魔法の板ではなく、「特殊な鏡」ですから。

浮かんで見えるのは、左右の目で両眼視しているからです。左右それぞれの目から入ってくる情報の左右の画像のわずかなずれをを脳内で合成して、立体的に感じている訳です。我々が日常的にモノや風景を見て立体感・奥行きを感じているのと同じです。現実でも片目で見れば奥行きのないペタッとした風景になるように、AIPも片目で見れば浮かんでは見えません(シーテック会場でやってみました。みごとにぺったんこ)。

ですから、浮かんで見えているその空間に何かあるかというと何もない、という意味では「錯覚」と言ってもいいかもしれません(3DーDELZOのお姉さんと握手しようとしても手は空を切るだけ)。
しかし、だから価値がないわけではありません、というか、真逆ですよね。従来の鏡が板の奥側にしかモノが存在するように見えなかったのを、手前側に見えるようにできてしまった(=浮いて見える)ということがすごいところなので、例えば従来の鏡では板の奥には手が入らないから、仮想的な触覚と組み合わせること(HAPTOCLONE)だって不可能ですもんね。今回の落合氏の使い方も度肝を抜かれましたし、多分まだまだ新しい使い方を色々な学者や技術者が思いついてくれるでしょう。素人にはなかなか思いつかないだけで。