投稿一覧に戻る (株)ディー・エヌ・エー【2432】の掲示板 2018/06/14〜2018/07/29 145 tat***** 2018年6月19日 07:10 老舗・任天堂、Cygamesと提携で貪欲にノウハウ吸収…スマホゲーム世界進出へ執念 文・取材=A4studio2018.06.18 4月27日、任天堂はスマートデバイス向けゲームアプリ事業においてCygames(サイゲームス)との業務提携を行ったことを発表し、同時に両社が共同で開発・運営する新作アクションRPG「ドラガリアロスト」を夏頃配信予定であることを発表した。 任天堂といえば、「ファミリーコンピュータ」や「Wii」といったゲーム機で業界をリードし続けてきた、世界を代表するゲーム会社。昨年3月に発売した「Nintendo Switch(以下、Switch)」は世界中で人気を博し、3月期の時点で1,505万台を売り上げる爆発的なヒット商品となっている。本年4月に発売された段ボールを用いたSwitch用ゲーム「ニンテンドーラボ」シリーズも、発売直後から国内外問わず大人気となっており、その勢いはとどまるところを知らない。 一方のCygamesは2011年に設立されたスマホゲーム開発を主とする新興ゲーム会社。「神撃のバハムート」「グランブルーファンタジー」など大ヒット作を多数生み出しており、今や日本トップクラスの収益を上げるゲーム会社となっている。10代や20代のスマホネイティブ世代にとっては、知名度抜群のゲーム会社となっている。 任天堂はこれまでもディー・エヌ・エー(DeNA)と組んで『スーパーマリオラン』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』などのスマホゲームをリリースしており、すでに数百億円にも達する市場規模を築いています。しかし任天堂としては、その数字でも足りない、スマホゲーム事業の目標は1000億円だ、と言っているのです。そうなるとDeNAとの協業だけでは限界があるため、DeNAとは異なるノウハウを持つCygamesと業務提携したということでしょう。そう考えると、むしろこのタイミングでCygamesと手を組んだことは大いに納得できます」(多根氏) 現地の声に耳を傾け、スマホゲーム海外展開を成功させたCygames 任天堂がCygamesに求めるノウハウとは、一体どのようなものだろうか。 「スマホゲームを海外展開させるノウハウです。というのも、DeNAを含む国産スマホゲームの会社がことごとく海外展開に失敗しているなか、Cygamesは海外展開を成功させた数少ない会社となっているのです。代表作である『神撃のバハムート』は2012年に海外展開して以来今でも人気を博していますし、過去には北米のアプリゲーム市場で1位を獲得しています。もっとも、任天堂とDeNAが共同で開発した『ファイアーエムブレム ヒーローズ』も北米で成功を収めていますが、やはり『ファイアーエムブレム』シリーズというコンテンツ自体の人気による部分は否めません。 では、なぜCygamesが海外で成功を収められているかといえば、腰を据えてゲームを根付かせ、息長く展開するための地道な努力をしているからといえるでしょう。国産スマホゲームの海外展開の仕方は、とにかく短期集中で資金をつぎ込んで、ダメそうならぱっと撤退するスタイルが一般的。そんななかでCygamesは国によって細やかにプロモーションの仕方を変えることや、現地ユーザーと肌感覚で触れ合えるようなリアルでのイベントを行うことを、とにかく重視しています。そこで細かいノウハウをコツコツと積み上げることで、ゲームを現地に根付かせることに成功したのです」(同) 任天堂とCygamesが急接近となると、これまで任天堂と協業してきたDeNAも心中穏やかではいられまい。今後、任天堂とDeNAの関係に変化はあるのだろうか。 そう思う7 そう思わない2 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
tat***** 2018年6月19日 07:10
老舗・任天堂、Cygamesと提携で貪欲にノウハウ吸収…スマホゲーム世界進出へ執念
文・取材=A4studio2018.06.18
4月27日、任天堂はスマートデバイス向けゲームアプリ事業においてCygames(サイゲームス)との業務提携を行ったことを発表し、同時に両社が共同で開発・運営する新作アクションRPG「ドラガリアロスト」を夏頃配信予定であることを発表した。
任天堂といえば、「ファミリーコンピュータ」や「Wii」といったゲーム機で業界をリードし続けてきた、世界を代表するゲーム会社。昨年3月に発売した「Nintendo Switch(以下、Switch)」は世界中で人気を博し、3月期の時点で1,505万台を売り上げる爆発的なヒット商品となっている。本年4月に発売された段ボールを用いたSwitch用ゲーム「ニンテンドーラボ」シリーズも、発売直後から国内外問わず大人気となっており、その勢いはとどまるところを知らない。
一方のCygamesは2011年に設立されたスマホゲーム開発を主とする新興ゲーム会社。「神撃のバハムート」「グランブルーファンタジー」など大ヒット作を多数生み出しており、今や日本トップクラスの収益を上げるゲーム会社となっている。10代や20代のスマホネイティブ世代にとっては、知名度抜群のゲーム会社となっている。
任天堂はこれまでもディー・エヌ・エー(DeNA)と組んで『スーパーマリオラン』『ファイアーエムブレム ヒーローズ』などのスマホゲームをリリースしており、すでに数百億円にも達する市場規模を築いています。しかし任天堂としては、その数字でも足りない、スマホゲーム事業の目標は1000億円だ、と言っているのです。そうなるとDeNAとの協業だけでは限界があるため、DeNAとは異なるノウハウを持つCygamesと業務提携したということでしょう。そう考えると、むしろこのタイミングでCygamesと手を組んだことは大いに納得できます」(多根氏)
現地の声に耳を傾け、スマホゲーム海外展開を成功させたCygames
任天堂がCygamesに求めるノウハウとは、一体どのようなものだろうか。
「スマホゲームを海外展開させるノウハウです。というのも、DeNAを含む国産スマホゲームの会社がことごとく海外展開に失敗しているなか、Cygamesは海外展開を成功させた数少ない会社となっているのです。代表作である『神撃のバハムート』は2012年に海外展開して以来今でも人気を博していますし、過去には北米のアプリゲーム市場で1位を獲得しています。もっとも、任天堂とDeNAが共同で開発した『ファイアーエムブレム ヒーローズ』も北米で成功を収めていますが、やはり『ファイアーエムブレム』シリーズというコンテンツ自体の人気による部分は否めません。
では、なぜCygamesが海外で成功を収められているかといえば、腰を据えてゲームを根付かせ、息長く展開するための地道な努力をしているからといえるでしょう。国産スマホゲームの海外展開の仕方は、とにかく短期集中で資金をつぎ込んで、ダメそうならぱっと撤退するスタイルが一般的。そんななかでCygamesは国によって細やかにプロモーションの仕方を変えることや、現地ユーザーと肌感覚で触れ合えるようなリアルでのイベントを行うことを、とにかく重視しています。そこで細かいノウハウをコツコツと積み上げることで、ゲームを現地に根付かせることに成功したのです」(同)
任天堂とCygamesが急接近となると、これまで任天堂と協業してきたDeNAも心中穏やかではいられまい。今後、任天堂とDeNAの関係に変化はあるのだろうか。