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(株)ASJ【2351】の掲示板 2018/11/08〜2018/11/30

■事実
①2017/7/10 PCT国際出願(国際的優先権の担保)
②2017/11/10 日本出願(国内移行申請)
③2018/1/17 国内書面/早期審査申請/出願審査請求
④2018/2/21 特許査定
⑤2018/3/8 登録料納付
⑥2018/3/28 特許登録公報発行

■丸山社長の発言 (6/26株主総会)
⑦日本での特許承認を受け、4月にアメリカへ申請済み

■推測
※①-③の期間内に、国際調査見解書(産業上の利用可能性や新規性・進歩性などの発明の特許性に対する審査官の見解が示されたもの)を取得。
※③-④の間に拒絶理由通知書がなく、一発査定である。(これは事実)
また、出願審査請求から特許査定まで、非常に短期間である。
第1庁取得後の日本を第2庁とする申請であっても、日本での一発査定の実績は20%。つまり、それだけ申請に不備がなく新規性が高かったものと推測される。
※⑦は、日本での第1庁承認を元とする、PCT-PPH申請(特許審査ハイウェイ)となる。
第1庁の調査結果を利用しての審査となるため、当然通常申請より「早く、簡単に、高確率で」取得できるメリットがある。最終取得率は90%。
アメリカを第2庁とするPPH申請の場合、ファーストアクション平均期間は7.99ヶ月。一発査定の実績は21.6%。

■推測からの結論
4月にPPH申請をしており、現在7ヶ月以上が経過。
平均期間からしても、ファーストアクションが近々である可能性が高い。
アメリカはオフィスアクション(拒絶)回数も多く、一発査定を得られるかは当然不透明だが、下記により一発査定の可能性は十分あり得る。

・日本の審査期間の短さと一発査定の結果から、不備なく新規性が高い申請であると想定される。
・国際調査見解書において、新規性や進歩性について強い肯定がなされている可能性がある。(IEEEで新規性が認められている事実からも)

ただし、一発査定であっても、日本特許と同様、査定から公報発行までは一定期間を有する。
また、拒絶された場合は、数ヶ月の期間を有する。