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(株)ソフトフロントホールディングス【2321】の掲示板 2021/04/18〜2021/05/30

EV(電気自動車)は、構造がシンプルであり、EVに舵を切り始めた既存の自動車メーカーに加えて異業種からの参入が相次ぎ、EVのハード面は、パソコンの歴史と同様に、汎用化と低価格化が進み、EVのソフト面が、市場を獲得するための重要な要素となりそうである。

トヨタは、『ソフトウェア・ファースト』を実践し、「OTA(Over The Air=無線経由)」と呼ばれるソフトウェアアップデートの機能を2つの量産車(LS500h、MIRAI)に初めて搭載した。EVに最終的に適用される「FSD(フル・セルフ・ドライビング)」と呼ばれる自動運転機能は、OTAによって常に最新にアップデートされ、この機能は、サブスクリプション(定額課金)で顧客に提供されるようになると思われ、優れたFSDと優れたサービスネットを構築したメーカーが次世代の市場を優位に占めることができそうである。

完全自動運転の無人のEVは、将来的に自動車免許の概念を変え、運転の技術を持たない子ども、お年寄り、視力や手足に障害を有する方が利用できるようになると、無人のEVとそのような乗員との対話が必須であり、その様なヒトとマシンとのインターフェースがソフトフロントが目指すAIによって達成されることに期待したい。