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米食肉業界 TPP交渉加速へ議会に注文
3月2日

日本を訪れているアメリカの食肉関連の業界団体の代表が2日、都内で記者会見し、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉の進展を歓迎したうえで、アメリカ議会に対して交渉加速に必要とされる、政府に強力な交渉権限を与える法案を可決させるよう促しました。

アメリカの牛肉や豚肉などの生産者や加工業者などで作る「米国食肉輸出連合会」のフィリップ・セング会長は2日、都内で会見しました。
この中で、セング会長は、TPP=環太平洋パートナーシップ協定について「これまでの交渉の真剣さとスピードに感心している。日本とアメリカをはじめすべての交渉参加国がTPPが妥結することの重要性を理解しているのだろう」と述べて、交渉の進展を歓迎しました。
また、セング会長はTPPの交渉加速に必要とされる、アメリカ政府に強力な交渉権限を与える法案に対し、与党・民主党内で反対意見が根強いことを踏まえ、「TPP妥結の時期が近いかもしれないと認識しているが、まだまだ課題は多い」と述べました。
そのうえで、「この強力な権限はより円滑な交渉を可能にするものだ。大きな議論になると思うが、この春までに法案が可決されることを期待している」と述べて、法案の成立に向けてアメリカ議会に対応を促しました。