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(株)FRONTEO【2158】の掲示板 2020/05/09〜2020/05/21

これに関与してないかな?

武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長は14日、日本経済新聞社の取材に応じ、開発している新型コロナウイルス感染症の治療薬について「(進捗次第では)年内にも患者に使ってもらえる」と述べ、早期の実用化に意欲を示した。臨床試験(治験)に使う薬の生産を始めており、7月にも米国や欧州、日本で治験に入る。ワクチン開発のプロジェクトに関わる方針も明らかにした。
 武田は新型コロナ感染症から回復した患者から血液由来の成分を採取してつくる治療薬を開発中。2019年に買収したアイルランド製薬大手、シャイアーが技術を持つ血漿(けっしょう)分画製剤と呼ぶ医薬品だ。
 ウェバー社長は治療薬について「免疫システムを助け、ウイルスの罹患(りかん)に耐性をつける。アビガンやレムデシビルなどの抗ウイルス薬と補完し合える可能性がある」と説明。米CSLベーリングなど世界の製薬9社と提携し、血液の収集などを進めている。
 治験に使う薬は武田の米ジョージア州の工場で製造。また治験は米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)が協力する。武田はコロナ治療薬開発の軸足を米国に置くが、「米国には研究開発を支援するメカニズムが備わっている」とした。また、治験については「結果は9月ごろに出る。(欧米などで)迅速申請制度が使えれば年内にも患者に使ってもらえる。日本政府とも話し合っている」と述べた。
 ワクチン開発への関わりについては、「独自開発ではなく、開発に成功した他社とパートナーを組む」とし、開発や製造で幅広くサポートする可能性を示した。
 国内では同日、39県で緊急事態宣言が解除されたが、「喫緊の課題は人々を守ることに尽きる。感染者を増やさないこと、死亡者を増やさないことだ。ただし、経済はいつまでも閉じているわけにはいかない。次のフェーズにそなえることが重要」とした。そのうえで「感染拡大を起こさないように経済をどう再開するか、バランスを見極めることが最大の課題になる」などと指摘した。