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(株)日本M&Aセンターホールディングス【2127】の掲示板 2023/11/16〜2023/11/27

>>905

鵜呑み君へ
理論的に第3Q決算の数字を今一度検証する。細かい分析はしているが、それは省略する。
[昨年度の第3Q決算}
❶四半期ベースは売上98億、経常利益31億、成約数258件(売上単価37.9百万円、経常利益率31.7%)
❷通勤ベースでは売上299億、経常利益110億。
四半期ベースで成約数自体は第3Qベースで過去最高を記録したが、売上単価及び経常利益が大幅に落ち、ストップ安となる。第4Qは大きく改善し、株価も落ちずに推移したが、今年度第1Qで第3Q以上の悪い数字を出し、やはり、センターはもうダメかとなった。第2Qで大きく改善したが、市場は未だ懐疑的なのである。つまり、第3Qの数字は相当重要になり、四半期ベース及び通期ベースでの昨年度比プラスは必死なのである。それでは数字はどうか?
[今年度の第3Q決算}
❶四半期ベースの数字を控えめに見て、昨年度第3Qを発射台にしよう。ミソは大型案件(1億5000万円以上の売上案件)の売り受注が4月から9月までに昨年度比28件も増えている事である。単純に28件の7割を成約としてみても、20件×1億5000万円だとすると、30億の売上増となる。M&A業界は損益分岐点を超えるとほぼ利益となるので、発射台昨年度の数字にこの分を足しただけでも、売上98億+30億で約130億、経常利益31億+30億で約60億となる。但し、あくまで1億5000万円以上なので、中には2億、3億の案件もあるし、受注までいくと、成約の可能性は高く、更に高い頻度で開催しているセミナー効果やニコイチ制度によるコンサルタント増加の効果が出て、成約数のボトムアップもある成約数300件程度はいくのではないか。
❷とすると、通期ベースでも、売上322億、経常利益121億と、昨年度を大きく上回る。二期連続で数値が改善し、本決算に向け、目標達成するだけの売り受注契約、商談開始案件数を出せれば、必ず市場は再評価する。しかし、それでも株価はいっても900円レベルだろう。あとは本決算で、自社株買い、増配、優待500株への変更、もっと言えば、三宅社長の事業承継があればベストであり、1500円程度には回復するだろう。