名工建設(株)【1869】の掲示板 2015/09/23〜
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>>221
利益額の比較だと、株価との対比が分かりにくいので、私はここでは一株利益で確認してみたいと思います。
平成30年3月期 第4四半期単独の一株利益予想額24.69円 第3四半期までの一株利益実績121.88円
平成29年3月期 第4四半期単独の一株利益実績49.77円 第3四半期までの一株利益実績87.37円
平成28年3月期 第4四半期単独の一株利益実績36.29円 第3四半期までの一株利益実績95.07円
平成27年3月期 第4四半期単独の一株利益実績56.91円 第3四半期までの一株利益実績38.69円
平成26年3月期 第4四半期単独の一株利益実績36.79円 第3四半期までの一株利益実績36.87円
平成25年3月期 第4四半期単独の一株利益実績36.88円 第3四半期までの一株利益実績5.21円
第3四半期までの受注高と期末の受注残高は前期の平成29年3月期と比較すると若干低めですが、土木工事のJR東海からと建設の官公庁の受注残高は前期比より高いです。特に官公庁に関しては国土交通省の労務費の見直しによる引き上げがあると、利益が増えます。これはまだ分からないので、第4四半期の利益は低く予想されているのだと思います。
名工建設のIRに質問してた感想を書いておきます。
国土交通省の労務費見直しがあれば、利益が増えることは、間違いない。JR東海に関しても労務費のアップが期待できる。ただ去年の3月と4月に業績上方修正をした一番大きな理由は、工事内容の変更などで、利益が増えたことによるものが大きい。
JR東海の補修計画に基づく受注はJR東海の計画通り入ってきており受注が増加しているが10年計画のまだ2年目くらいで、これから補修工事の難度が高くなる部分の工事が多くなる。
名工建設は現場監督の仕事を行っており、工事は下請けに発注しているということでした。現場監督には資格がいるので、名工建設に特命受注が来るのだそうです。現場監督は現場に張り付き、工事によって複数の監督人員が必要なので、やはり受注能力に限界があるとの話でした。
下請けさえ増やせば、受注能力が増えるという甘い話ではないということですね💦
BK 2018年1月29日 20:29
決算をみるとわかりますけど、さらなる上方修正はあると思います。
というのは、業績を過去の4Qのみで切り出すと以下になります。
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売上 営業 経常 純利
H30 4Qのみ 25,509 815 779 624 ←今日発表の会社予想(=過去最低の業績となる予想)
H29 4Qのみ 27,489 1,945 1,951 1,257 ←過去実績
H28 4Qのみ 29,974 1,730 1,750 925 ←過去実績
H27 4Qのみ 29,940 2,302 2,292 1,437 ←過去実績
H26 4Qのみ 29,633 1,505 1,565 928 ←過去実績
H25 4Qのみ 24,388 1,624 1,687 932 ←過去実績
H24 4Qのみ 25,694 1,861 1,854 1,225 ←過去実績
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一番上の”H30 4Qのみ”の数値って、最近7年の中で最低の業績になるって予想なんですよね。
でも、実際のところ、3Qまでは絶好調の業績となっている。
言い方は悪いけど、保守的すぎる予想としか言いようがありませんな。
こんな4Qの数値はありえないですよ。常識的に考えればね。
即ち・・・1株純利益を独断と偏見で予想すると、
最低160円~上180円あたりが着地点ではないかと予想します。
これでも保守的な予想のつもりです。
その場合、株価的には、PER10倍でも1,600円~1,800円なわけで
株価的にはまだ割安で、上昇余地充分だというのが僕の意見です。