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安藤ハザマ【1719】の掲示板 2017/06/08〜2017/06/20

要は、自治体と契約する際、契約内訳書に宿泊費を多めに計上していた。ということではないのでしょうか?
工事は建築主(自治体)発注→元請け(安藤)→一次下請→二次下請→・・・という流れになります。
今回のケースでは、実際宿泊施設を提供していたのは二次下請け(一次下請け関連会社)会社ですので、作業員一人当り4000円宿泊費を一次下請けに請求したと仮定、一次下請け→元請けへの請求額は最低5000円、元請け→自治体への請求額はおそらく6500円~7000円が妥当。大手ゼネコンであればもっと高く請求する可能性があります。

自治体が宿泊費の根拠として領収書の提出を求めたので、やむなく一次下請けへ領収書の改竄・帳尻合わせを指示したのではないのでしょうか。
もちろん帳尻合わせなどは担当社員(現場代理人)・現場サイドレベルで、会社全体で領収書の改竄などの指示はほぼしないと思います。工事費等の管理はすべて現場代理人が仕切っていますので。。。

今回宿泊費に目がいっていますが、除染作業員一人辺りにいったいいくら賃金が支払われてるかみなさんご存知ですか?
宿泊費同様複数の会社を通すことにより、下請け~元請~建築主までのあいだのマージンは倍に近い金額が請求されているのが現実です。
除染作業員に直接支払われる日当が20000円だと仮定したら、ゼネコンは国に40000円~50000円程度は請求しています。

水増し請求と皆さんはおっしゃってますが、会社を通せば利益が必要。
現場経費・会社経費・各種保険等々、諸経費はかかりますので、その上乗せ分が水増し請求にあたるのであれば、言語道断。建設業ではごくごく一般的なことです。
ただ今回悪いのは、下請けに指示し領収書を改竄して自治体に宿泊費の裏付けとしたことです。
しかし、自治体にほんとの宿泊費の金額なんて口が裂けてもいえませんよ。商売ですから。。。
コンビニでおにぎりを買って、コンビニの店員さんがそのおにぎり実は30円で仕入れてますなんて口が裂けても言えませんよね。仕入れたおにぎりには店舗の賃貸料や配送料、店員の給与、光熱費等々、経費が上乗せされて商品代に計上される。それと同じことです。

他のゼネコンさんも同じような手口で帳尻合わせなどで下請けに架空請求させたり、領収書の改竄などやっているところはふつうに存在していると思います。

今回の件は産経新聞に祭り上げられましたが、他建設会社に飛び火がいかないよう、各ゼネコンさんは政治家とのつながりもありますし、地検にも裏の力が働き穏便に済むと予測します。

明日は騰がるか下がるかわかりませんが、今日が絶好の買い増しチャンスだったなと平均715円で買い増ししてしまった自分が情けなく思えましたが、下がっても信念をつらぬき、ガチホで明日も迎えたいと思います。
長期ホルダーの皆様頑張りましょう。