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国際のETF VIX短期先物指数【1552】の掲示板 2020/05/28〜2020/06/06

長いので少し削っています。

意外高演出の海外勢、迫る先物需給の「賞味期限」-来週メジャーSQ
長谷川敏郎、Min Jeong Lee
2020年6月5日 7:03 JST
bloomberg

外国人投資家が見込み違いで先物の買い戻しを迫られ、日本株を意外な水準まで押し上げた。ただ、特別清算指数(SQ)算出という来週の需給イベントを通過すれば、高値波乱となる可能性を指摘する声も出ている。

  新型コロナウイルスの感染拡大を受け、海外勢は2月3週に日本株先物(ミニ含むTOPIX、日経平均株価の合計)で1年4カ月ぶりとなる大幅な売り越し(約1兆4000億円)を記録。5月2週までの約3カ月で、売越額は計約4兆800億円まで膨らんだ。半面、5月3週、4週の2週間では先物を一転して約7400億円買い越した。

  三井住友DSアセットマネジメント・調査部の生永正則氏は「欧州中心とみられる海外勢は新型コロナをきっかけに流動性の高い日本株のポジションを落とし、ヘッジや投機も交えて先物を思い切って売った」と語る。しかし、「日銀ETF買いで思ったほど株価は下がらず、損失を抱えた先物のポジションは残ったまま。慌てて上値で買い戻さざるを得なくなっている」と言う。

  日経平均は3月19日にことし安値1万6358円を付けて反転し、5月以降は世界的な経済活動再開期待から上げに拍車がかかり、2万3000円に急接近した。来週12日にオプションとともにSQ算出を迎える株価指数先物6月限は、3月に1万7000-1万8000台水準で連日大商いとなっていた。先物の売りはいずれ反対売買する必要があり、3カ月ぶりのメジャーSQがポジション整理の機会となる。

  海外勢が買い戻しを迫られた背景には、株高でも利益確定売りが出にくいという需給環境の特殊性があった。
  ゴールドマン・サックス証券が今月に入ってTOPIX先物を大量に買い越すなど、海外勢の先物の買い戻しは足元で一段と加速している。

三井住友DSアセットの生永氏は、ことし3月が象徴するように、需給の節目であるメジャーSQで株価の方向性が変わることも過去に多かったとし、「短期的には急伸相場はせいぜいSQ前後まで。買い戻しが一巡したらそろそろ注意が必要」とも話していた。