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KPPグループホールディングス(株)【9274】の掲示板 2021/12/29〜2022/05/26

この会社の見通しの良さを認識するには欧州・オセアニアでの紙商がいかに儲かるかを分析する必要があります。私は米国のVeritivの決算も参考にしています
正直言ってこの会社は国内の利益は見た目ほど稼いでいないと考えています。セグメント利益だと国内50億、海外71億、不動産1億、調整額-29億で会社の営業利益93億と国内もそれなりに稼いでいるようにも見えます
しかし、この調整額は本社管理部門のコストですが海外の大型買収後に膨れる訳でもなく、AntalisやSpicersの原価とは無関係と考えています。KPP単体決算も営業利益は19億に過ぎません。つまり国内利益からは調整額を引いて海外利益はそのままが実力利益に近いのかなと

  • >>775

    それで海外の利益は1Q:10億、2Q:17億、3Q:14億、4Q:30億と直近の業績が拡大しています
    海外子会社の決算日は12月末であり、仮決算をせず3ヶ月遅れの決算を取り込んでいるはずです
    4Qの10-12月は単純にコロナ禍からの経済活動再開に伴う紙消費増、着実なインフレが進んで好調なのだと推測しています
    では1Qの1-3月はどうかというと、1月1日からフィンランドの製紙会社UPMで大規模ストライキで112日間の操業停止で供給が大幅に制限されました。ウクライナ情勢でエネルギーコスト増大、ロシア産パルプの輸入停止など更に価格高騰や操業停止で供給不足になりました
    会社はこうした「製品供給不足及びエネルギーコスト問題などで市況は上昇基調」を好影響だと今後の見通しに記載しています。会社は次の1Q決算で取り込む海外子会社の1-3月の数字を既に見て自信を持っていることでしょう