投稿一覧に戻る ティアンドエス(株)【4055】の掲示板 2024/04/04〜 263 ton***** 4月13日 17:53 長いけど休日に!MRAMがIWONの高速読み出しに使われたり、世界有数の自動車グループ(多分トヨタ)とMRAMを使ったAIプロセッサーの開発を進めている新事実あり(ティアンドエスのトヨタ案件はこれだと思う)。PSMCともMRAM用いたAIチップを開発。 東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター長 遠藤哲郎氏 車載・光電融合のMRAM IEEEフェローのダブル受賞 2024/4/12 ―― 国際集積エレクトロニクス研究開発センターの最近のトピックスは。 遠藤 まずは175℃の耐熱性を持つ20nmのMRAMの実証に成功したことであろう。いよいよ200℃という壁を乗り越えることに道筋がついた。車載向けMRAMの世界がはっきりと見えてきた。世界有数の自動車グループとMRAMを使ったAIプロセッサーの開発を進めているが、これにも十分貢献できると思っている。 ―― NTTが進めるIOWNとのクロスオーバーについては。 遠藤 これは実に重要なことだ。エッジコンピューティング、メタバース、AIという分野においては、やはり光電融合デバイスが必要になってくる。NTTはこの分野で世界の先頭を走っている。ところが、10Gbpsという光の超スピード、そして大容量のデータという世界では、既存のSSDは容量はなんとか入っても、スピードがとにかく遅い。頭出しスピードが特に問題だ。スピードの速いSRAMバッファーを追加すると、電力を多く消費してしまう。ローパワーを追求しつつ、大容量対応も可能、そしてウルトラスピードとなれば、MRAMの出番だ。このIOWNとのクロスオーバーを加速するために、NTTのリサーチ・プロフェッサーも拝命している。 ―― さて、IEEEフェローを2つお持ちですね。 ―― パワースピンの現状については。 遠藤 第三者割当増資の資金調達が着々と進んでいる。ジャフコ、三菱UFJキャピタル、トヨタ系のスパークス、JICキャピタルなどが増資してくれている。現在、多くの仕事が来ているので、100人くらいまでは拡充しないといけない。そして、アジア圏・米国に新たな海外ブランチを作ることも検討中だ。キャッシュフローおよび業務受注など経営状態が急速に強くなってきているので、人材獲得、他企業との連携もしやすくなってきた。ぜひともユニコーン企業を目指したい。 ―― 台湾の半導体ファンドリーであるPSMCが仙台エリアに進出しますね。 遠藤 PSMCの狙いは、台湾半導体を一大発展させた新竹のエコシステムを宮城で作ることにある。東北大学の技術・知見とPSMCの量産能力をかけ合わせれば、産学連携、人材育成という点でもメリットが大きい。PSMCは、車載半導体やAI半導体など成長分野への展開を目指していると聞いている。そして、MRAMを含むスピントロニクス半導体や、ウエハー・オン・ウエハーの実装技術、AIチップの設計などの分野での東北大学との連携を打ち出している。 返信する そう思う37 そう思わない5 開く お気に入りユーザーに登録する 無視ユーザーに登録する 違反報告する 証券取引等監視委員会に情報提供する ツイート 投稿一覧に戻る
ton***** 4月13日 17:53
長いけど休日に!MRAMがIWONの高速読み出しに使われたり、世界有数の自動車グループ(多分トヨタ)とMRAMを使ったAIプロセッサーの開発を進めている新事実あり(ティアンドエスのトヨタ案件はこれだと思う)。PSMCともMRAM用いたAIチップを開発。
東北大学 国際集積エレクトロニクス研究開発センター長 遠藤哲郎氏
車載・光電融合のMRAM
IEEEフェローのダブル受賞
2024/4/12
―― 国際集積エレクトロニクス研究開発センターの最近のトピックスは。
遠藤 まずは175℃の耐熱性を持つ20nmのMRAMの実証に成功したことであろう。いよいよ200℃という壁を乗り越えることに道筋がついた。車載向けMRAMの世界がはっきりと見えてきた。世界有数の自動車グループとMRAMを使ったAIプロセッサーの開発を進めているが、これにも十分貢献できると思っている。
―― NTTが進めるIOWNとのクロスオーバーについては。
遠藤 これは実に重要なことだ。エッジコンピューティング、メタバース、AIという分野においては、やはり光電融合デバイスが必要になってくる。NTTはこの分野で世界の先頭を走っている。ところが、10Gbpsという光の超スピード、そして大容量のデータという世界では、既存のSSDは容量はなんとか入っても、スピードがとにかく遅い。頭出しスピードが特に問題だ。スピードの速いSRAMバッファーを追加すると、電力を多く消費してしまう。ローパワーを追求しつつ、大容量対応も可能、そしてウルトラスピードとなれば、MRAMの出番だ。このIOWNとのクロスオーバーを加速するために、NTTのリサーチ・プロフェッサーも拝命している。
―― さて、IEEEフェローを2つお持ちですね。
―― パワースピンの現状については。
遠藤 第三者割当増資の資金調達が着々と進んでいる。ジャフコ、三菱UFJキャピタル、トヨタ系のスパークス、JICキャピタルなどが増資してくれている。現在、多くの仕事が来ているので、100人くらいまでは拡充しないといけない。そして、アジア圏・米国に新たな海外ブランチを作ることも検討中だ。キャッシュフローおよび業務受注など経営状態が急速に強くなってきているので、人材獲得、他企業との連携もしやすくなってきた。ぜひともユニコーン企業を目指したい。
―― 台湾の半導体ファンドリーであるPSMCが仙台エリアに進出しますね。
遠藤 PSMCの狙いは、台湾半導体を一大発展させた新竹のエコシステムを宮城で作ることにある。東北大学の技術・知見とPSMCの量産能力をかけ合わせれば、産学連携、人材育成という点でもメリットが大きい。PSMCは、車載半導体やAI半導体など成長分野への展開を目指していると聞いている。そして、MRAMを含むスピントロニクス半導体や、ウエハー・オン・ウエハーの実装技術、AIチップの設計などの分野での東北大学との連携を打ち出している。